洞察力

東京都小金井市在のトレーナー瀧本銀次朗が運営するパーソナルメディアです。

成長期

子供がトレーニングをやるときに知っておきたいこと

2016/12/31

こんにちは。東京都武蔵野市・小金井市のご自宅出張専門パーソナルトレーナー瀧本銀次朗です。

「子供は小さな大人ではない」という言葉を、トレーナーの世界ではよく使います。

これは、精神的な意味もあれば肉体的な意味も込められています。

お子様がスポーツをやっていると、

熱心な親御さんは自分の子供にトレーニングをやらせていることもあるようです。

たまに私のところへも相談のメールが届きますが、

トレーニングの情報も簡単に手に入るので、皆さんいろいろと調べてやられているようです。

 

子供のトレーニングはある意味大人のそれよりもかなり難しいと私は考えています。

子供、とひとくくりに考えられるほど、子供のカラダは単純なものではないからです。

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大人と同じトレーニングをやっていいのか?

筋トレ(ウエイトトレーニング)

「筋トレは成人してから」

「筋トレをやりすぎると身長が伸びなくなる」

こういったことがよく言われますが、

本当のところは、大人だろうが子供だろうが関係ありません。

子供だって、日々の生活でそれなりの負荷をカラダにかけています。

ランドセルは教科書をたくさん詰めればかなり重いし、

「自転車をこぐ」という運動も下半身にはなかなかの負荷がかかります。

それに、大人も子供も、不適切な負荷を用いたトレーニングをすれば怪我につながるのはいっしょです。

唯一、心配な点としては、鉄の鉛を扱うという行為自体の危険性かもしれません。

1kgのダンベルだとしても、「硬さ」は変わりません。一歩間違えれば凶器です。

うっかり不適切な使い方をさせてしまえば、重症につながる可能性もあります。

適切な指導ができる大人が管理できる環境で、という条件のもとでやることが重要です。

体幹トレーニング

筋トレの部類とも捉えられますが、

「体幹」というキーワードが子供のトレーニングにもよく用いられているのであえて取り上げてみます。

体幹トレーニングと呼ばれている、同じ姿勢をキープするようなエクササイズが、

体幹の安定性を高めることが期待できるということは子供でも変わりません。

また、特別機材をつかったりもしないので、

取り入れやすさ、安全面からもやりやすいと思います。

ただ、不適切なフォームによって慢性的な関節痛になる恐れもあるので注意は必要です。

また、あくまで体幹トレーニングは「そのポーズでの安定感が増す」限定的な効果なので、

体幹トレーニングにばかり力を入れることはしない方がいいです(これは成人も同じです)。

成人のプログラムを参考にやる場合は、秒数やセット数を調整して負荷の調整をしたほうが良いでしょう。

ラダーやミニハードルをつかったトレーニング

小学生のお子様をお持ちで、トレーニングに熱心な方は、

積極的に取り入れているトレーニングかもしれません。

前述したようなトレーニングよりも、割とお子様自身が楽しんでやりやすいものでもあります。

もしあなたがすでに取り入れているとしたら、

いろいろな種類の動きをプラスしていくことをおすすめします。

素早く動けるようになるという質的な能力以上に、

「いろいろな動きができるようになる」ということの方が子供にとっては重要です。

スピードはカラダの成長とともに向上していきます。

トレーニングの考え方の基本は「できないことをできるようにする」

いくつかのトレーニング方法について書いてみましたが、

どのトレーニングにおいても共通していえることは、

「できないことをできるようにする」のがトレーニングだということです。

training(訓練、鍛錬)によって、できることをふやす。

これは子供のうちからでもどんどんやっていいことです。

どの要素を?という専門的なことは、まだまだ先でいいんです。

筋力、持久力、敏捷性 etc…

指導熱心な親御さんほどいろいろなところに気がついてしまい、

そこを重点的に強化したくなるかもしれません。

ただ、「これ以上強化する必要のない体力要素」が、あなたのお子様にはないはずです。

ある特定の要素がどんなにすぐれたものだとしても、

近所で一番だからといって、日本で一番ではないはずです。

日本で一番だからといって、世界で一番ではないはずです。

仮に世界で一番だからといって、5年後も10年後も1番である保証はないです。

まだまだ発展途上の状態に、ある特定のことだけしかやらない、というのはかなりもったいないです。

子供のうちはいろいろな運動を経験させてあげましょう。

これは、別にバスケとサッカーと野球をいっぺんに習いましょうということではありません。

ひとつのスポーツをやり続けてもいいと思いますが、

その子にとっての「運動」がバスケだけ、サッカーだけになってしまうのはもったいない、ということです。

型にはまった動きしかできなくなってしまうと、

その動き自体の質は上がったとしても、創造性のあるプレーはできなくなってしまいます。

対人スポーツの場合は特に、相手との駆け引きがあります。

特定の技術だけを身につけて、質を高めさえすれば、勝てるというわけじゃないんです。

特定のスポーツ以外にも、たくさん遊んで、たくさんカラダを動かして、

やったことのない運動経験をどんどんさせてあげてください。

カラダで経験した運動のパターンが多ければ多いほど、

成人してからより専門的な動きの質をあげることに役立ちます。

競技特有の高度な技術は、成長とともに身についていきますから。


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