洞察力

東京都小金井市在のトレーナー瀧本銀次朗が運営するパーソナルメディアです。

アスリート トレーニング・コンディショニング

パフォーマンスアップは「包括的に」考える

トレーニングコーチの瀧本銀次朗@PerformarsAct)です。

トップパフォーマンスを発揮するアスリートは、どんなところが優れているんでしょうか?

技術?

メンタル?

IQ?

フィジカル?

もちろんこれは、どれかひとつではありません。

全てが優れてるんです。ぜんぶすごい。

だからトップアスリートになれたんです。

全ての人がトップアスリートになれるわけではありません。

ただ、全ての人にトップアスリートになるチャンスがあります。

そのチャンスをみすみす逃すのか、はじめっから無理だと諦めているのか、どちらにせよ限界をつくってとり組む姿勢が私は大っ嫌いです。年代関係なくね。

どれかひとつの要素にすがりつくようなやり方は誰がなんと言おうと絶対にダメです。

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ハードワークが必要な理由は、あらゆる要素を強化するため

技術も体力も精神力も、すべてが優れていることがトップアスリートになる条件です。

どれかひとつだけを磨き上げたらどうにかなるなんて、考えが甘すぎます。

全部強化するんですよ。ぜんぶ!!

スキルを高めるために厳しい練習を自分に課しましょう。

強靭なフィジカルをつくりあげるために、激しいフィジカルトレーニングをしましょう。

それに加えて、日々の生活、日々の言動にも厳しい規律を持つことで、メンタルは強化されていきます。

これはなかなかできることじゃないですよ。厳しい。

それを乗り越えられないから、乗り越える自信がないからチャレンジしないから、そのレベルまでたどり着けない。それだけのことです。

日々のハードワークをこなし、息抜きにハメを外すこともなく、ダラダラするような時間もなく、常に戦う気持ちを持ち続けていられるわずかなヒトだけが、トップという境地にたどり着くことができます。

すべてにおいて一流、いや超一流になるためにはハードワークが不可欠です。

効率よくなんて考えるのは雑念でしかない。

がっつり練習して、がんがんフィジカルトレーニングして、しっかり食べて、寝る。

こう書くと基本的なことなんだけど、これが完璧にできるヒトはとっても少ない。

当たり前のことができているか?ここに差が出るんです。

流行りのトレーニング方法を試すのはいいが、依存はNG

ちょっと前だと、体幹トレーニングとか、ファンクショナルトレーニングとか。

ネーミングが一人歩きして、そのトレーニングこそがすべてで、他は意味ない!みたいな風習がいつもできるんですよね。なんなんだろうねアレは。日本のメディアが悪い。

体幹トレーニングも、ファンクショナルトレーニングも、メリットはあります。

ただ、これは方法論ではなくって、トレーニングに対する考え方の問題であって。

やってることはたいして変わらないのです。

フィジカル強化は体幹トレーニングしかしません!っていうのは、うちはディフェンス重視のチームだからシュート練習は一切しません!っていってるのと一緒。

ひとつのスタイルをもつことはいいけれど、ひとつの方法論に依存しちゃダメです。

包括的に考える、全部やる

体幹トレーニングと呼ばれるようなエクササイズをフィジカル強化に取り入れるのはありだと思います。

ただ、それと一緒にウエイトトレーニングもラントレもやんなきゃフィジカル全般は強くなりません。

ひとつだけで解決はムリ。いろいろなことをやった上での相乗効果でフィジカルは強化されます。

技術面との兼ね合いも一緒で、バスケに必要な体力はまずバスケの練習を全力でやることが大前提です。

それに加えて、基礎体力を向上させるトレーニングと、競技の特性を考慮した補助的なトレーニングを組み合わせることで、結果的に「バスケに必要な体力」が身につきます。

「バスケに必要な体力を強化する=バスケに必要な体力を鍛えるエクササイズをやる」と思われがちだけど、それは違います。

バスケの練習×バスケの特性を考慮した専門的体力トレーニング×基礎的な体力強化トレーニング

この相乗効果でバスケに必要な体力が磨かれ、パフォーマンスは上がっていきます。

特性を考慮したトレーニングとは、競技動作に直接負荷を加えることではない

バスケの特性を考慮したトレーニングっていうのは、必ずしもバスケの動作に負荷を加えるという意味ではありません。

たとえば、メディシンボールをつかってシュート練習したら、たぶん手首を痛めます。

運よく痛めなくても、バスケットボールと重さが違いすぎるので、いざバスケットボールに戻したときにシュートタッチが大きく乱れます。

重量がちょと違うだけで、全身の使い方はおおきくかわるんです。

なので、あまりにも競技そのものの動きに近い動きに負荷を加えるのは、技術面ではマイナスになる危険性があります。

競技特有の専門的な動きであればあるほど、負荷を加えるのはやめておいたほうがいいです。

その動きの質を直接的に高めたいのなら、その動きの練習そのものを繰り返すことがいちばんです。ヘタに負荷を加えたりはしないほうがいいです。

迷ったらとにかく、「技術は技術・体力は体力」と割り切ってやることです。

とくに体力強化に比重を置きたくなった場合は、基本的にはしっかり競技そのものの練習を全力で行っている前提でやるべきで、体力強化のために技術面の練習が手抜きになることがないようにすればOK。

ここがちゃんとしてないと結局「体力は向上したけど、パフォーマンスにつながらない」という結果になってしまいます。

 

あらゆる要素を向上させることが重要で、ひとつの方法論だけでそれは解決できません。

そんな簡単なわけがない。だから勝負は楽しいんだ。


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