洞察力

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考えていること

元SMAPメンバー木村拓哉を「裏切り者」と批判する人たちに言いたいこと

木村拓哉さんが、8月2日の『マジガチランキング』(AbemaTV)で10代の男女が選ぶ「父親にしたくないタレント」の4位に選ばれたらしい。

10代の彼ら、彼女らからしたら、あれだけ「裏切り者」「戦犯」と揶揄された元SMAPメンバーの名前をあげるのも無理はないかもしれない。

ただ、僕は思う。

キムタクを「裏切り者」と簡単に言うのは、発言が無責任すぎやしないかと。

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木村拓哉が「裏切り者」だと批判する人にいいたい、「お前、同じ立場になったら迷わず独立できるか?」と

木村拓哉は「家族がいる父親」であり「サラリーマン」である

冷静に考えて、一般的に会社勤めの父親なら脱サラはリスキーだと考えるだろう。

今は「フリーランスとして稼ぐ」という風潮も出てきてはいるが、それでも組織に所属して働く人の方がまだまだ一般的だ。

木村拓哉に限らず、ジャニーズ事務所のアイドルたちは、会社に雇われている従業員と同じ立場だ。

歩合制等々あるのかは知らないが、雇われ従業員であることは間違いない。

言ってみれば、日本に数え切れないほど多くいるサラリーマンたちと同じだ。

 

さらに、彼は独身じゃない。

妻・工藤静香と2人の娘がいる。

必然的にこの家族を養えるだけの収入が必要になる。

 

もし、家族がいて子供もいるサラリーマン男性が簡単に木村拓哉批判をしていたとしたら、信じられない。

批判するのなら、今すぐ会社辞めて事業おこして、家族を養ってみればいい。

 

彼自身、家族のために残留を決めたのかは、実のところはわからない。

だとしても、家族がいることで選ぶ仕事の優先順位が変わることはごく自然なことだ。

決して家族のせいではないし、裏切り者のレッテルを世間から貼られるような判断でもない。

 

僕だって、「家族のために働いている」なんてことは思ったことがないけれど、

仕事の報酬や条件に対しては、結婚後にかなりシビアにしたのは事実だ。

働くことのモチベーションの根元が家族ではないとはいえ、

家族にリスクを背負わせるような仕事なんて、やるべきじゃないと思うからだ。

結果を出したいという覚悟を感じるクライアントでないと絶対に引き受けないようにしているのはこのためだ。

一番単純明解な判断材料は対価だ。それだけの対価を払う覚悟があるかどうか。

どんなに上質なプログラムも、実施者側がやりきる覚悟がなきゃ成果は出ない。

それで「あんなに金払ったのに、全然効果が出ない」なんて言われ方をされたらたまったもんじゃない。

家族がいるというだけで、ここまで仕事に対して厳しくなることができる。

感情で動くような、安易な判断なんてしなくなるんだ。

 

会社員としての仕事もそう。

決して家族のためじゃない。会社のため、組織のためだ。

自分を拾ってくださったBOSSのために、そのBOSSがつくった組織をより強い組織にするために、働いている。

それが結果的に自分の昇給につながり、家族には不自由ない生活をさせることができる。

見方を変えれば、会社がなければまだ自分は家族を養える程の能力がないということだ。

最低限の安定と保証を組織が請け負ってくれているから、今の自分があるし、冒険ができる。

組織の存在は、それだけ大きい。個人単位ではできないこともやらせてもらえるチャンスがある。

 

もしあなたが家庭を持っているサラリーマンで、今回の件で「木村拓哉は裏切り者」と思っているのなら、

尊敬する上司が「会社をやめるからお前もやめて付いてきてくれ」と言われたら、迷わず行けるということだ。

そんな度胸と稼げる能力があるなら、とっくに独立してるはずだけど。

 

身内に「裏切られた」と言われるのは仕方ない、でも僕たちを裏切ったわけじゃない

報道が本当なのだとしたら、ずっとお世話になっていたマネージャーを裏切ったことにはなるだろう。

そのマネージャーについていこうとした他4人のメンバーをも。

彼ら自身が「木村が裏切った」と批判するとしたら、それは仕方のないことだ。

 

ただ、その出来事は僕らには全く関係がない。

ジャニーズに残る残らないは、僕らを裏切ることには繋がらない。

解散する、SMAPを脱退すると言い始めたわけでもない。

存続のために、事務所残留を選んだのだから、「ファンを裏切った」ともいえない。

 

身内の中で確執があったことは事実かもしれないが、それに対して「裏切り者」と世間から批判される筋合いはどこにもない。

一部のメディアはいまだに「裏切り者」扱いでマイナスな印象を与える記事ばかり書いているようだけど、いつまで批判するつもりなんだ?

僕たちは、今回の騒動で何か迷惑かけられたか?何を裏切られたんだ?

身内を裏切ったことに、外野の人間がいつまで批判をすれば気がすむんだ?

 

工藤静香を批判する人にも言いたい「あなたが木村拓哉の妻なら、独立を後押しできますか?」と

芸能界のことなんて僕にはわからないが、業界にはその業界特有の文化がある。

これは推測でしかないが、もし報道通り「工藤静香が退社を引き止めた」というのなら、同じ業界で働いてきた女性だからこその懸命な判断だったんじゃないか?

どの業界にもパワーバランスはある。

それを煙たがったところで、自分自身が権力をもつ立場にならなければ変えることはできない。こんなことは子供でもわかるはずだ。

妻として、子供を持つ母として、夫の今後の仕事をなくさないための懸命な判断としか僕には思えない。これははたして「裏切り」なのか?

 

もしあなたにサラリーマンの夫がいて、子供もいて、

ある日いきなり夫が「上司について行って会社を辞める」と言い始めたら、

あなたはすぐに後押しできますか?

もし「YES」と即答できる自身がないなら、あなたに今回の件を批判する権利はないはずだ。

 

もっと物事はフラットに見なきゃいけない

そろそろ僕も父親にもなるので、余計に他人の批判をするときは気をつけなきゃいけないなと感じている。

今は、「木村拓哉・工藤静香」の言動は、すべてが批判の対象となっているといっても大袈裟じゃない。

「木村拓哉がエスコートを怠った」という報道も、和装の写真を撮るために男性陣は先に階段を上るよう促されたためだ。

そもそも、和装の女性をエスコートするというマナーなんて存在しない。

参考記事:https://matome.naver.jp/odai/2149534211473372001

断片的な映像で一個人が勘違いして批判した内容がここまで悪評につながったのも、フラットに物事を見ることができない人間がいるせいだ。

そこの一部始終をしっかり見たわけでもないのに、簡単に批判していいわけがない。

 

さらには自家用車が「ヤンキー仕様車みたいで、今は田舎でも見ない」なんていうしょうもない報道も。

どうでもいいだろ、、車の好みなんて。。。言いたい放題すぎる。

 

一旦悪者扱いされたり、批判対象になると、

今までは笑い話で済むようなものが、すべてごっそりその人の評判を下げるための「批判材料」として利用される。

バカバカしいとしか言いようがない。

 

世間の中には、どうしても悪者扱いしたい人がいるんだろう。

そういう物事を表面的・断片的なものでしか判断できない人とは、僕は分かり合える気がしない。

ひとつひとつの行動を批判したり、改めさせることは悪いことではない。

ただ、その人の人間性、品格まで下げるかのように仕向ける行為を、ここまで頻繁にやるという感覚が、僕にはとうてい理解できない。

もっと物事はフラットに見なきゃいけない。批判をするならなおさらだ。

 

そして、他人事にしてはいけない。

自分ならどうするか?

自分に置き換えたらどうか?

なぜそういうことになったのか?

物事を表面的、断片的にしか見ていないと、ロクに自分に置き換えることもしないので中身のない批判になる。

中身の伴わない批判ほど、みっともない批判はない。

そんなのただの感情論だ。何の価値もない。

 

解散後半年以上たつのに、根にもつように木村拓哉・工藤静香夫妻が批判され続けるのは何故なんだろう。

批判している人間が、この先何を求めているのか、望んでいるのかが全く見えてこない。

解散は解散、誰が悪いどうこうはもう過去の話だ。


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