洞察力

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子育て

計画無痛分娩を目の当たりにしてわかった「痛みと愛情は無関係」という事実

今日で隼太朗が誕生して20日になります。

まだ20日…!のわりに元気だよなあいつwww

まだ実家に帰省中の嫁さん&しゅんさんですが、時間をつくってできるだけ会いに行っています。

いろんな方が出産のお祝いに駆けつけてくださっているのですが、必ずと言っていいほど出る話題はやっぱり分娩について。

そりゃもう壮絶でドラマチックな出産をみんな期待してくれているのでしょうが、僕ら夫婦の見解は一致しています。

 

「生まれた瞬間の感動は別になかった」と

 

そんなんでいいのかww

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すごいぞ計画無痛分娩!産んだ本人も大絶賛の無痛分娩はもっと定番化すべき

賛否が分かれる無痛分娩ですが、母体のこと、胎児のことを考えたら無痛分娩にできるもんならするべきです。

従来の方法が「自然分娩」という言われ方をされているのであたかも無痛分娩が不自然な産み方のように思われているようですが、冷静に考えて、いろんな治療行為でこれだけ麻酔をガンガン使用しているにもかかわらず、鼻の穴からスイカを出すような痛みと言われる出産という行為に麻酔を使用しないことの方がずっと不自然です。

たしかにお金はかかります(永井マザーズホスピタルは自然分娩も無痛分娩も同額)。ただ、母体の体力回復の速さ、万が一のときの帝王切開への切り替えの速さなど胎児の命を救いやすくなることも考えると、麻酔で痛みを緩和させて産むという行為は賢い選択なんです。

日本ではまだまだ馴染みきっていない無痛分娩ですが、絶対にもっと定番化すべきです。

無痛分娩の最大のメリットはたぶん「出産への恐怖が和らぐ」こと

やっぱり一番怖いのは、「痛み」だと思うんですよね。嫁さんがそう言ってただけだけど。

一番の恐怖を緩和できるというのは、出産そのものの恐怖を和らげられることにつながります。これだけでも女性からしたら嬉しいでしょう。

それだけでなく、出産時は「あまりにも無力」と口を揃える男性陣にも、無痛分娩は助かります。

なんてったって無痛だからね。僕は立会の恐怖心ゼロでした。

いや、ちょっとは痛いって聞いてたから、それなりに励ましてやんなきゃって思ってはいたんですけどね。。分娩室通されたらあまりにもケロッとしてたんで拍子抜けしましたよww静かすぎてはじめ気絶してんのかと思ったしwww

出産中も、本人もこちらもそれなりに冷静でいることができます。痛みでワケわかんないことにはならないみたいだし、ハタから見てる旦那もあたふたせずに済むので今何が起きているのかが結構よくわかります。

うちの場合、吸引機が途中で外れてお股から「ポンッ」って出てくるところが見えちゃいました。あれは笑ったw必死で我慢したけどww

感動はなかった。でも愛情はあるよ?

そんなこんなで、病院にこいとLINEで連絡が来てから隼太朗がでてくるまでに30分あるかないかの奇跡的超スピード安産だった出産ですが、前述したように生まれた瞬間の感動は冗談抜きにほぼゼロでしたww

ウソだろ?っていわれますよ。

そんなんでいいのか?っていわれますよ。

ウソではありません。マジです。そしてそれでいいと夫婦共々思っております。

なぜなら、

我が子への愛情はたっぷりあるからです

別にね、痛みをともわなくても、壮絶な出産を経験しなくても、しっかり我が子への愛情ってのは宿るんですよ。今回実際にしゅんが生まれてきて、それは確信に変わりました。

だからね、

痛みを伴った出産じゃないと愛情が薄れるなんてのは真っ赤な嘘です

愛情不足を懸念して無痛に抵抗のある方、安心してください。そんな簡単に愛情は薄れません。

あの寝顔、泣き顔、はじめて目があった時の表情、おっぱい求める顔、飲んでる顔、ウンチでそうでふんばってる顔ww、よくわかんないけど鼻息荒くして興奮してる顔www

ぜーんぶかわいいですからww

計画無痛分娩はこんな感じで進みます

計画無痛分娩は、あらかじめ出産する日を決めて、その前日から入院し、準備を始めます。

永井マザーズホスピタルでの嫁さんの記憶によると、

  1. 陣痛促進剤を投与する注射を入れる
  2. 麻酔用のチューブを背中から通す
  3. 子宮口を広げるための芯(海藻?が原料らしい)を下から入れる

準備ではこんなことをやるそうです。ちょっと針系が痛々しいけど…本人曰く「まあいやだったけど無痛やるなら仕方ない」とのことでした。

そして当日。

朝から陣痛促進剤の投与が始まります。

あとはひたすら陣痛を待つのみ。陣痛室という部屋でひたすら待機したそうです。

嫁さんの場合、なかなか陣痛が来なかったので、お医者さんの判断のもと、お昼過ぎに強制的に破水させ、陣痛を促ました。

陣痛がき始めたのが午後2時頃。

ただ、あらかじめテストで麻酔も投与し始めていたため、陣痛自体の苦痛は麻酔が効くまでのわずかな時間だったようです。痛み的には「あ、痛いかも!」くらいな感じだったそう。

その後、子宮口も順調に開き、呼び出しのLINEが僕のもとに。

そう、本人がLINEできるくらいヨユーだったんです。無痛スゲーww

 

「あと1時間か2時間くらいかも」と16時半くらいに呼び出され、トコトコ歩いて病院へ(嫁さん実家から歩いて2分くらい)。

で、待合室で待つこと10分くらい。

看護師さんに呼び出され、分娩室へ。

 

いや、ここは夫としてしっかりせなと、いくら無痛だろうとちょっとは痛いと聞いてたし、それなりにハーハーいってるだろう、励ましてあげないと!と意気込んで入室!

 

ところが…

バイタルとってる機械の音以外何もなっていない、超静かな分娩室。。

 

え?

もしや、気失ってる?

 

さすがに心配になり、嫁さんの頭側から覗き込む僕。

それに気づき、僕を上目に覗く嫁。

 

あれ?

めっちゃ余裕そう。

 

いちおう、きいてみた。

「いたい?」

 

嫁「ううん」

 

え、マジの無痛なのか。

麻酔効き良すぎww

 

んで、いきむこと3回くらい。

というか助産師さんが嫁さんの腹をグリグリ上から押してましたがw

そんなこんなで

 

隼太朗誕生!!!

 

途中で吸引機使われたり、その吸引機が「スポンッ」って外れたりで助産師さんたちはややわたわた気味でしたがww(たぶん)超安産だったと思います。陣痛き始めてから約3時間、LINEで呼ばれてから30分もありませんでした。

 

嫁さん曰く、「本当に無痛」だったそうで。

隼太朗が足でみぞおちの方を蹴ってる痛さは感じていたようですが、産道を通る痛みはなかった(産道を通ってる感覚はあった)とのこと。「歯医者さんの麻酔みたい」っていってますね。

麻酔の効きは人によりけりだと思います。一般的には麻酔なしの半分の痛みだそうなので。

陣痛自体も、麻酔をしてからはモニターの反応で本人もやっとわかるくらいなもんだったようで、待機中もそこまで辛くなかったようです。

 

縫合をしてもらった後、分娩室でそのまま1〜2時間ほど待機。出産直後はまず安静にしなきゃいかんのです。

ただその間、産湯で洗ってもらったあとの隼太朗を連れてきてもらって、3人でいられたのであっという間でした。

2時間後、嫁さんは入院する個室へ移動。隼太朗は新生児室へ。

個室でフツーにしゃべりながらモリモリ晩御飯を食べる嫁さんを見て、ああこりゃ無痛で本当に良かったと、確信しました。

ちゃんとした病院でやれば、無痛分娩はかえって安全・安心

無痛分娩=安産ってわけではありません。

陣痛促進剤を投与したからって、その日のうちに陣痛が来るかどうかは個人差があります。嫁さんと同じ日に産んだ人は3日間かかったそうです。3日間背中と手首に針刺しっぱなし…結構辛いよな。。

前述したように、無痛の度合いも違います。痛いっちゃあ痛い人もいるし、今回の嫁さんのように本当に無痛、という人もいます。

 

一番きになるのは、無痛分娩の安全性についてでしょう。

実際に、死亡事故は発生しています。ニュースのリンクを貼るのは控えますが、僕が把握してる限り、原因は「局所麻酔のミス」です。

これは無痛分娩がわるいんじゃないんです。麻酔のやり方が不適切、そして不適切な麻酔をした後の対応がダメだったんです。何度も言いますが、無痛分娩が危険なものなわけではありません。

それこそ、歯を抜くときには局所麻酔するし、整形外科手術も局所麻酔です。それを分娩に応用しただけ。麻酔技術がしっかりしている病院でやれば、過失による無痛分娩の死亡事故なんてめったにおこりません。

それに、自然分娩でも残念ながら死亡事故は起こります。帝王切開でもそうです。胎児も母体も100%確実にたすかるなんていううまい話はありません。母子ともに健康であるというのは、想像以上に奇跡的なことなんです。

それなのに無痛があぶない、無痛は危険と煽るのはナシですよ。無痛分娩による死亡事故が実際にテレビで取り上げられたとき、コメンテーターとして出演していたお医者さんも声を大にして言っていました。

「無痛分娩が特別危険なわけじゃない。勘違いしないでほしい」と。

ご遺族の気持ちもあるでしょうが、番組自体でこのコメントをしっかり印象付けるフォローがなかったのは残念でした。

実際に、アメリカでは約6割、フランスではなんと8割にも及ぶ人が無痛分娩を選んでいます。

日本ではまだまだ本当に馴染みの少ない方法ですが、もっと無痛分娩は広まるべきです。お腹を痛めて産みたいのならそれはそれでいいと思いますが、「え?無痛分娩やるの?」みたいな色眼鏡で見る反応は正直うんざりです。固定概念強すぎ。

もっと広まれ!無痛分娩!!!


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