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メカノレセプターの重要性はアスリートにも通じるもの。子供や高齢者の転倒予防だけじゃない

2017/10/30

メカノレセプターなんて聞いても、ピンとこない人が大半で当然ですが、これは私たちの身体にとってとても重要なキーワードです。

子供や高齢者の転倒予防についての特集で話題になったキーワードでもありますが、アスリートにとってもメカノレセプターの働きはとても重要です。どんなレベルのアスリートでも。

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メカノレセプターってなに?ざっくり解説

メカノレセプターとは、身体のセンサー機能のようなものです。センサー、つまり何かを感知する機能ということ。

私たちの身体にとって必要なセンサー機能(感知すべきもの)とは、身体の感覚です。「いま、自分の身体がどうなっているか」というのが瞬時に感知できることで、私たちは直立したり、歩いたりすることができます。メカノレセプターが「感覚受容器」と呼ばれるのもこういった理由からです。

メカノレセプターは足の裏にめちゃくちゃたくさんある

メカノレセプターは全身に存在しますが、特に足の裏(踵、足の指の付け根、足の親指)に多く存在していることが知られています。

私たちは両足2本で重心を支えて生活しています。重心を瞬時に感知して、姿勢を保つにはこの2本の足が頼りです。

唯一、地面と接している足の裏にメカノレセプターが多いというのは自然なことなんです。

なぜアスリートに「メカノレセプター」が重要か?

運動能力に優れたアスリートに、なぜメカノレセプターが重要というのか?

最近問題になっている、高齢者や子供の何もないところで転ぶということが、アスリートにあれば頷けますが、、アスリートに限ってそんなことないんじゃないか?

そう思うかもしれません。

ただ、アスリートにもメカノレセプターの強化が必要なアスリートは沢山います。

メカノレセプターは怪我をきっかけに退化する

アスリートは、運悪く怪我をすることがあります。

どの競技でも比較的多く発生しやすいのは捻挫です。あなたもスポーツの経験があれば、一度は足首を捻ったことがあるかもしれません。

捻挫=メカノレセプターの退化とは必ずしもいえませんが、捻挫をきっかけに、メカノレセプターの退化を促してしまうことはあります。

 

退化の原因は、「足の裏を地面につかなくなること」です。

捻挫の度合いにもよりますが、しばらくは痛みでまともに足がつけない時期が続きます。足はつけられても、体重を完全に乗せることはできないでしょう。痛いですから…。

この時期が長ければ長いほど、捻挫をしたほうの足の裏にあるメカノレセプターは働く機会を失います。足をつかなければほぼ使われないし、完全に体重を乗せることができなければ、少なくとも捻挫する前よりも働くことはありません。

なんでもそうですが、使わなくなると、その機能は低下していきます。メカノレセプターも例外ではありません。

捻挫の痛みが長引き、メカノレセプターの機能がじゅうぶんに働いていなければ、どんどんセンサー機能は退化していきます。

メカノレセプターの機能が退化すると、また怪我をする

メカノレセプターの機能が退化した状態の何がいけないのか?

いちばんの理由は、怪我のリスクが大きくなることです。

「捻挫ぐせ」もメカノレセプターが原因のひとつ

よくいわれる捻挫ぐせも、メカノレセプターの退化が原因のひとつです。

捻挫によって緩んだ靭帯がきちんとストッパーの役割を果たしてくれなくなる、というのもそうですが、バランスを崩しそうになった時にとっさにリカバリーできるかどうかはメカノレセプターの機能の良し悪しが影響します。

退化したメカノレセプターの強化方法

足の指を動かしたり、足の裏を活性化させるエクササイズがよく用いられます(タオルギャザーなど)。

ただ、それだけでは不十分。最終的には捻挫した方の足だけでバランスを取る練習が必要です。

片足立ちした状態でのエクササイズや、ジャンプ、切り返し動作の練習を繰り返し、捻挫していない方の足と同じようにできるようになることが理想です。

メカノレセプターを退化させる要因をつくらないためにやるべきこと

そもそもメカノレセプターを退化させないためには、怪我しないことが理想です。あくまで理想ですが、ここを常に目指すことがフィジカルトレーニングをわざわざやる理由のひとつです。

日々の生活の中でも、メカノレセプターの退化はおこります。ざっくりいえば、運動不足がそのままメカノレセプターの低下につながるので、運動はやっぱり定期的にやっといたほうがいいです。

といっても、アスリートに運動不足なんてものはないと思うので、練習前シューズを履く前にメカのレセプターを活性化させるエクササイズを行ったり、フィジカルトレーニングの一環として取り入れると効果的です。


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