トレーニングコーチ瀧本銀次朗のブログ

もっと優れたトレーニングコーチになるために必要なこと

2018/06/05
 
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瀧本銀次朗(@GinjiroTakimoto)です。

youtubeでたまたま、マイケル・ジョーダン来日時のインタビューを見ました。

その時の、マイケルへの質問の答えが、とても印象に残っています。

 

「優れたバスケットボール選手になるために必要なのは、多才さだ。」

 

マイケル・ジョーダンは苦手なプレーなどほとんどありませんでした。

ドライブで切れ込むこともできる、ポストプレーから得点もできる、味方を活かしたアシストパスも出せる、攻めるだけじゃなく、ディフェンスも超一流。

数々の勝負所でのシュートは今でも語り継がれています。

勝敗を決めるショットを任せることのできる、数少ないプレーヤーだったことに疑いの余地はありません。

アスリートでもトレーニングコーチでも、「優れた〜」になるために必要なものは、おなじなのではないでしょうか?


トレーニングコーチにも「多才さ」が必要

トレーニングコーチとしてチームや選手に貢献するためにも、トレーニングコーチ自身の多才さは必要と考えています。

ではいったい、トレーニングコーチに必要とされる能力は、なんだろう?

そう考えたとき、それは「チームや選手に求められる範囲による」としか言いようがないな、と思いました。

それは知識や技術のレベルや範囲の広さもしかり、コミュニケーション能力やキャラクターなど人間的な部分も含まれます。

よく学生トレーナーにありがちな

「知識レベルが高ければいい」

「すぐれた技術や手技をもつことが必要だ」

といった考えは、トレーニングコーチやトレーナーとしてのほんの一部分の要素しか見えていない証拠です。

 


ぼくのトレーニングコーチとしての「多才さ」はいまどのレベルにあるか?

マイケルのこの一言がずっと頭の片隅に残っていた僕は、

トレーニングコーチとしての自分の「多才さ」を見直してみることにしました。

 

主に僕が経験を積んできたのは、ウエイトトレーニングエリアでのストレングストレーニングです。

鉄の鉛を活用した、筋力アップ、筋肉量の増量、爆発的なパワーの養成などが、僕にとっての得意分野です。

プレーヤーでいえば得意なプレーということになるでしょう。

 

ただ一方で、

ウエイトトレーニングエリアから一歩外に踏み出してのフィールド上でのトレーニングに対しては

ウエイトトレーニングほどの経験値を持っていません。

より競技との距離感の近いフィジカルトレーニングを考案し、

それを指導するということがまだまだ得意とは言えません。

 

ここですでに、僕の多才さに課題が見えます。

僕はウエイトトレーニング場のなかではそれなりの仕事ができるかもしれない。

ただそれは、あくまでウエイトトレーニングであって、

競技パフォーマンス向上の要素のほんの一部でしかありません。

 

ウエイトトレーニングだけやって競技パフォーマンスが向上したら誰も苦労しません。

 

フィールドトレーニングもやって

スキルトレーニングもやって

チームの連携を深めて

ようやく試合に勝つだけのパフォーマンスを発揮することができます。

 

ぼくの役割はその一端を担うことです。

ただ、多才さに欠けるトレーニングコーチでは、その一端のまたほんの一部でしか貢献することができない。

これではダメです。

 

トレーニングコーチとしても、オールラウンダーぶりを発揮できるようにならなきゃいけない。

もっと経験を積まなきゃ。

勉強しなきゃ。

焦りがいい感じに湧いてきている今日この頃。


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