「また偏頭痛か」と薬を飲んでやり過ごす日々を、いつまで続けますか。
偏頭痛は単なる「頭が痛い」ではなく、脳と血管の仕組みが関わる神経疾患です。一度治るものではなく、一生付き合っていく体質に近いもの。だからこそ「つらくなってから対処」ではなく「発作を起こしにくい体をつくる」という考え方が必要になります。
この記事では、偏頭痛のメカニズム、発作のトリガー、そして薬に頼りすぎないセルフケアの基本を整理します。西新宿で偏頭痛に悩みながら働いている方に向けて、整体という選択肢についても解説します。
偏頭痛の原因|脳と血管で何が起きているのか
医学的には「三叉神経血管説」という考え方が有力です。
顔や頭の感覚を司る三叉神経が、ストレス・気圧・ホルモンバランスなどの刺激によって過敏に反応し、CGRPという物質を放出します。このCGRPによって脳の血管が急激に拡張し、周囲で炎症が起こる。これが「ズキンズキンと脈打つ痛み」の正体です。
血管の拡張と炎症の情報が脳に届くことで、痛みとして自覚されます。同時に、吐き気中枢や光・音に関わる部分も刺激されるため、吐き気、光のまぶしさ、音への過敏といった症状が併発します。
最近はCGRPの働きを直接ブロックする注射薬も登場しており、仕組みが解明されてきたからこそ実現した治療法といえます。
偏頭痛のトリガー|発作を引き起こす5つのきっかけ
偏頭痛持ちの脳は「刺激に対して反応しやすい状態」にあります。そこに以下のようなトリガーが重なると、発作が起きます。
ストレスと、その解放
緊張状態が続いた後、ホッとした瞬間に発作が出る「休日頭痛」は典型的なパターンです。忙しい平日は持ちこたえて、週末にダウンする方は多いのではないでしょうか。
気圧・気温・湿度の変化
台風前、低気圧の日、暑い屋外から冷房の効いた室内への移動、季節の変わり目。自律神経や血管が振り回され、偏頭痛が出やすくなります。
女性ホルモンの変動
生理前・生理中・排卵期など、エストロゲンの急激な変動が血管や脳内物質に影響し、トリガーになります。女性に偏頭痛が多い理由のひとつです。
食べ物・飲み物
赤ワイン、熟成チーズ、チョコレート(チラミン)、アルコール、カフェインの切れた時、添加物の多い加工肉など。「これを飲むと必ず出る」という定番パターンがある人もいれば、体調次第で変わる人もいます。
生活リズムと感覚刺激
寝不足、逆に寝過ぎ、スマホやPC画面の強い光、大きな音や人混み、香水・柔軟剤・タバコのにおい。脳への刺激が積み重なるほど、偏頭痛のスイッチは入りやすくなります。
「私が弱いから」ではない|偏頭痛は遺伝的な体質
同じように働いて、同じように生活していても、偏頭痛が出る人と出ない人がいます。ここには遺伝的な体質が関わっています。
家族に偏頭痛持ちがいる(特に母親)、若い頃から頭痛持ちだった、疲れよりも環境やリズムの変化で出やすい。こうした特徴が重なる人は、刺激に反応しやすい脳を持って生まれている可能性が高いです。
偏頭痛は「耐性が弱い」「メンタルが弱い」といった性格の問題ではありません。もともと反応しやすいセンサーを持っているからこそ、他の人よりも丁寧なケアが必要になる、というだけの話です。
「気合いで何とかする」「我慢すればいい」と続けてしまうと、痛みが慢性化し、発作の頻度や強さが増していくリスクがあります。
偏頭痛を放置してはいけない3つの理由
1. 脳が「痛みがある状態」を覚えてしまう
痛みが出るたびに薬だけで乗り切っていると、脳が痛みを当たり前として記憶し、少しの刺激でも発作が起きやすくなります。さらに、痛み止めの飲みすぎによる「薬剤乱用頭痛」という別の頭痛を引き起こすリスクもあります。
2. 仕事も生活も、少しずつ削られていく
会議のたびに頭のどこかが痛い。休みも本気で休めない。大事な予定の前に「今日出ませんように」と祈る。この状態が続くと、仕事のパフォーマンスも、プライベートの満足度も確実に落ちていきます。
3. 重い病気が隠れているケースもある
多くの偏頭痛は命に関わるものではありませんが、脳出血やくも膜下出血など、別の病気が潜んでいるケースもあります。
今までにないほど急激で強い痛み、手足のしびれ・麻痺、ろれつが回らない、高熱を伴う頭痛。こういった症状がある場合は、我慢せず、すぐに医療機関を受診してください。
偏頭痛ケアの基本|トリガー管理と体のベースづくり
偏頭痛と向き合う土台は、この2つです。
自分のトリガーを知り、できる範囲で避ける
頭痛が出た日、その前の睡眠時間、生理周期、天気・気圧、食べたもの、仕事のストレス。簡単にメモしておくだけで「自分はこういう条件が重なると出やすい」という傾向が見えてきます。
全部を完璧に避けるのは不可能ですが、特定の飲み物を控える、生理前は予定を詰め込みすぎない、気圧が下がる日は夜更かしを避ける。できる範囲でトリガーを減らすことが、偏頭痛ケアの第一歩です。
姿勢・首肩の緊張・呼吸を整える
デスクワーク中心の働き方では、首から肩、後頭部の筋肉が常に緊張しています。猫背やストレートネックで頭の重さを筋肉だけで支え、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすい。この状態が続くと、三叉神経の周りや頭を支える筋肉に負担がかかり続け、偏頭痛の「土台」が整ってしまいます。
日常の姿勢を見直す、首だけでなく胸・肋骨・骨盤から動かす習慣をつくる、夜にスマホ・PCを見続けない時間を意識的につくる。こうした体のベースづくりの積み重ねが、偏頭痛の頻度と強さを下げていく土台になります。
西新宿で偏頭痛ケアを考えるなら|整体という選択肢
医療機関での診断と薬物療法は、偏頭痛ケアの大事な柱です。そのうえで、デスクワーク由来の姿勢・首肩の緊張、浅い呼吸や自律神経の乱れ、休んでも抜けない疲労感といった体のコンディション面を整えていきたい方には、整体という選択肢があります。
西新宿の疲労回復整体SHINでは、偏頭痛の背景にある姿勢・呼吸・自律神経のバランスを見ながら、30〜40代の働く女性の生活リズムを前提にした無理のないケアプランを組んでいます。
一般的なマッサージや整体は「首・肩のコリをほぐす」ことに終始しがちですが、偏頭痛の場合、首肩だけをほぐしても根本的な改善にはつながりません。姿勢、呼吸、骨盤、胸郭の動きまで含めた全身のバランスを整えることで、偏頭痛が起きにくい体のベースをつくっていく。それがSHINのアプローチです。
偏頭痛の診断や薬は、必ず医療機関で。そのうえで、首・肩・背中が常に張っている、寝ても疲れが抜けない、姿勢と呼吸から整えたいと感じている方は、体側からできる偏頭痛ケアとして、整体も選択肢に入れてください。
まとめ|偏頭痛と付き合うために今日からできること
偏頭痛は、敏感な脳という体質、ストレス・気圧・ホルモン・生活リズムといったトリガー、三叉神経と血管のメカニズムが重なって起きる神経疾患です。気のせいでも、我慢が足りないからでもありません。
だからこそ、
- 医療機関で診断を受け、自分のタイプを知る
- 自分なりのトリガーを把握し、できる範囲で減らす
- 姿勢・首肩・呼吸・睡眠など、体のベースを整える
- 必要に応じて、整体などプロの手も借りる
という「ケアの設計」が必要になります。
「この頭痛と、あと何十年付き合っていくんだろう」と不安になったときこそ、今できるケアをひとつでも増やすタイミングです。
西新宿で偏頭痛と向き合いながら働き続けたい方は、体側からのアプローチも選択肢のひとつとして覚えておいてください。
疲労回復整体SHIN|西新宿で偏頭痛ケアをお考えの方へ
当院では、偏頭痛に悩む30〜40代の働く女性を中心に、姿勢・呼吸・自律神経のバランスを整える施術を行っています。
「首肩をほぐすだけでは変わらなかった」という方、「薬を減らしていきたい」という方は、一度ご相談ください。

