アルギニンは運動前と運動後どっちがいい?筋トレ・有酸素別の最適タイミングを専門家が解説

アルギニン

「アルギニンは運動前に飲むべきか、運動後に飲むべきか」

トレーニングの効果を最大化したいと考えるなら、この疑問を持つのは自然なことです。結論から言えば、アルギニンは運動前の摂取が基本です。具体的には、メインセット開始の30分前が最適なタイミングになります。

運動後の摂取は基本的に推奨しません。疲労状態での摂取は効果を実感しにくく、夜のトレーニング後であれば睡眠にも影響する可能性があるためです。

私は疲労回復整体SHIN西新宿店で、15,000回以上のセッションを通じて300名を超えるアスリートやアーティストのコンディション管理をサポートしてきました。その経験から、運動におけるアルギニン摂取は「タイミング」が効果を左右すると断言できます。

この記事では、アルギニン5000スティックゼリーを例に、筋トレ・有酸素運動それぞれの最適な摂取タイミングと、夜トレーニングや食事との関係を詳しく解説します。


  1. 運動前30分がベストな理由
    1. アルギニンと運動パフォーマンスの関係
    2. なぜ30分前なのか
    3. 運動後に摂取しない理由
  2. アルギニン5000スティックゼリーがトレーニングに適している理由
    1. ジムに持ち込めるスティック形状
    2. 水なしでも摂取できる
    3. グレープフルーツ味で摂取しやすい
    4. 1包5,000mgの高含有量
  3. 筋トレの日の摂取タイミング
    1. 高強度トレーニング(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)
    2. ボリュームの多いトレーニング(長時間セッション)
    3. トレーニング終了後の対応
  4. 有酸素運動の日の摂取タイミング
    1. 45分以内のジョギング・軽いペース走
    2. 60〜90分のロングラン・ビルドアップ走
    3. インターバル走・坂ダッシュ(高強度有酸素)
    4. 朝ラン・通勤前ランの場合
  5. 夜トレーニングの注意点
    1. 就寝時刻との関係
    2. 夜トレーニングのタイムライン例
    3. 夜トレーニング後は摂取しない
  6. カフェインとの併用について
    1. 基本は「置き換え」
    2. 併用する場合は30〜60分の間隔を空ける
    3. 夜トレーニングではカフェインを控える
  7. 食事との関係
    1. 脂っこい食事の後は45〜60分空ける
    2. 空腹時は軽い補食を先に
    3. トレーニング後の栄養補給
  8. EAA・プロテインとの使い分け
    1. アルギニンはトレーニング前
    2. EAAはトレーニング中
    3. プロテインはトレーニング後
  9. 生活パターン別の調整方法
    1. 在宅ワーク→夕方トレーニングの方
    2. 出社→夜トレーニングの方
    3. 朝練→通勤の方
    4. シフト制・夜勤の方
  10. よくある質問
    1. Q. アルギニンは運動前と運動後、どっちがいいですか?
    2. Q. 運動前の何分前に飲むのがベストですか?
    3. Q. 筋トレと有酸素運動で摂取タイミングは変わりますか?
    4. Q. 夜トレーニングでも飲んでいいですか?
    5. Q. プロテインやEAAと一緒に飲んでもいいですか?
    6. Q. カフェインと一緒に飲んでもいいですか?
    7. Q. 空腹で飲むと胃が痛くなります。どうすればいいですか?
    8. Q. 毎日飲んでも大丈夫ですか?
  11. 摂取を控えるべき方・状況
  12. まとめ:運動前30分、運動後は摂取しない

運動前30分がベストな理由

アルギニンと運動パフォーマンスの関係

アルギニンは体内で一酸化窒素(NO)の生成を促進するアミノ酸です。一酸化窒素には血管を拡張させる作用があり、筋肉への血流と酸素供給を増加させます。

運動前にアルギニンを摂取することで、ウォームアップから本番にかけて血流が促進され、パフォーマンスの向上が期待できます。また、運動中の疲労感の軽減や、運動後の回復促進にも寄与します。

なぜ30分前なのか

アルギニンは摂取後、体内で吸収・代謝されるまでに一定の時間がかかります。メインセット開始の30分前に摂取することで、トレーニングが本格化するタイミングでアルギニンの効果が発揮され始めます。

また、30分という時間は、摂取後にウォームアップや可動域の確認を行う余裕を確保できる長さです。直前に慌てて摂取するよりも、準備が整った状態でトレーニングに臨めます。

運動後に摂取しない理由

運動後のアルギニン摂取を推奨しない理由は3つあります。

第一に、運動後は疲労状態にあり、アルギニンの効果を正確に実感しにくくなります。第二に、夜のトレーニング後に摂取すると、就寝までの時間が短くなり、睡眠の質に影響する可能性があります。第三に、運動後はプロテインやEAAなど、回復に特化したサプリメントを優先すべきタイミングです。

運動後に「もう1包追加しよう」と考える必要はありません。次のトレーニングや重要な予定がある場合は、その30分前に摂取してください。


アルギニン5000スティックゼリーがトレーニングに適している理由

ジムに持ち込めるスティック形状

トレーニング前の摂取において、サプリメントの形状は重要です。粉末タイプはシェイカーと水が必要で、カプセルタイプは大量の水で流し込む必要があります。

アルギニン5000スティックゼリーは、スティック状のゼリー形状のため、そのまま摂取できます。ジムのロッカーで、トレーニングエリアの片隅で、ランニング前の玄関先で。場所を選ばず摂取可能です。

水なしでも摂取できる

トレーニング直前は、水分を大量に摂取したくないタイミングでもあります。特に高強度の筋トレや、胃に負担をかけたくない有酸素運動の前は、水分量を最小限に抑えたいものです。

アルギニン5000スティックゼリーは水なしでそのまま食べられます。ひと口の水で流し込む程度で十分なので、胃への負担を最小限に抑えられます。

グレープフルーツ味で摂取しやすい

アルギニンは本来、強い苦味を持つアミノ酸です。粉末タイプのアルギニンサプリメントで挫折した経験がある方も多いのではないでしょうか。

アルギニン5000スティックゼリーはグレープフルーツ味で、苦味がほぼ感じられません。トレーニング前の緊張した状態でも、抵抗なく摂取できます。

1包5,000mgの高含有量

市販のアルギニンサプリメントの多くは、1回あたり500〜2,000mg程度の含有量です。アルギニン5000スティックゼリーは1包に5,000mgを配合しており、1回の摂取で十分な量を確保できます。

トレーニング前に複数回に分けて摂取する必要がないため、タイミング管理がシンプルになります。


筋トレの日の摂取タイミング

高強度トレーニング(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)

高重量を扱う高強度トレーニングの日は、メインセット開始の30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取します。

30分前 アルギニン5000スティックゼリーを1包摂取。水はひと口で十分。その日の目標重量とセット数を確認する。

20分前 可動域の確認とモビリティドリル。股関節、肩甲骨、足首など、その日使う関節を中心にほぐす。

10分前 軽い重量でのウォームアップセット。神経系を活性化させ、本番に備える。

本番開始 メインセットに集中。

緊張が強い日や、自己ベストに挑戦する日は、40分前に前倒しして摂取すると、より安定した状態で本番を迎えられます。

ボリュームの多いトレーニング(長時間セッション)

複数種目を組み合わせた長時間のトレーニングセッションでも、摂取タイミングは同じくメインセット開始の30分前です。

セッションが長くなると後半で集中力が低下しやすくなりますが、アルギニンの追加摂取は不要です。トレーニング終了後はプロテインで回復に専念してください。

トレーニング終了後の対応

筋トレ終了直後にアルギニンを追加摂取する必要はありません。終了後はプロテインを摂取し、筋肉の回復と合成に必要な栄養素を補給してください。

EAA(必須アミノ酸)を使用する場合は、ウォームアップ後からトレーニング中にかけて少量ずつ摂取するのが効果的です。アルギニンとEAAは役割が異なるため、同時に摂取する必要はありません。


有酸素運動の日の摂取タイミング

45分以内のジョギング・軽いペース走

45分以内の軽い有酸素運動であれば、出発の30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取すれば十分です。

胃が敏感な方は、白湯をひと口飲んでから摂取してください。冷たい飲み物は胃を刺激するため避けることをお勧めします。

60〜90分のロングラン・ビルドアップ走

60分を超える長距離走の場合は、出発の60〜90分前に軽い補食(バナナやおにぎりなど)を摂り、その後30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取します。

長時間の有酸素運動では、走り始めてから10〜20分後にEAAを少量ずつ摂取すると、後半のパフォーマンス維持に役立ちます。

水分補給は少量をこまめに行い、一度に大量に飲むことは避けてください。

インターバル走・坂ダッシュ(高強度有酸素)

インターバル走や坂ダッシュなど、高強度の有酸素運動は、筋トレと同様にメインセット開始の30分前に摂取します。

高強度有酸素は心拍数が急上昇するため、ウォームアップで心拍を徐々に上げてから本番に入ることが重要です。アルギニンの血流促進効果により、ウォームアップからスムーズに本番へ移行できます。

朝ラン・通勤前ランの場合

早朝のランニングでは、起床後に水をひと口飲み、出発の30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取します。

時間に余裕がない日は、20分前でも構いません。ただし、直前の摂取は避けてください。


夜トレーニングの注意点

就寝時刻との関係

夜のトレーニングで最も注意すべきは、就寝時刻との関係です。

就寝まで2時間以上ある場合は、通常通りメインセット開始の30分前に摂取して問題ありません。就寝まで2時間を切る場合は、摂取を前倒しするか、その日は見送って翌日に回してください。

夜トレーニングのタイムライン例

例1:19:30トレーニング開始、23:30就寝の場合

18:50 アルギニン5000スティックゼリーを摂取 19:00 可動域確認・ウォームアップ 19:30 メインセット開始 20:45 トレーニング終了 21:00 プロテイン摂取・入浴 23:00 スマートフォンをオフ 23:30 就寝

この例では就寝まで約3時間あるため、通常通りの摂取で問題ありません。

例2:21:00トレーニング開始、23:30就寝の場合

この場合、トレーニング終了が22:00〜22:30頃となり、就寝まで約1時間しかありません。

アルギニン5000スティックゼリーを使用するなら、20:00〜20:30頃に前倒しで摂取してください。21:00以降の摂取は避けることをお勧めします。

夜トレーニング後は摂取しない

夜のトレーニング終了後にアルギニンを追加摂取することは避けてください。就寝までの時間が短くなり、睡眠の質に影響する可能性があります。

トレーニング終了後はプロテインのみを摂取し、速やかに入浴・就寝の準備に入ってください。


カフェインとの併用について

基本は「置き換え」

トレーニング前にカフェインを摂取する習慣がある方も多いと思います。アルギニンとカフェインの併用は可能ですが、効果を明確に実感するためには、カフェインをアルギニンに「置き換える」ことをお勧めします。

複数の成分を同時に摂取すると、どの成分が効果を発揮しているのか判断しにくくなります。まずはアルギニン5000スティックゼリー単体で効果を確認してください。

併用する場合は30〜60分の間隔を空ける

どうしてもカフェインとアルギニンを併用したい場合は、最低30分、理想的には60分以上の間隔を空けてください。

例えば、18:30にコーヒーを飲み、19:00にアルギニン5000スティックゼリーを摂取、19:30にトレーニング開始、という流れです。

夜トレーニングではカフェインを控える

夜のトレーニングでは、カフェインの摂取を控えることをお勧めします。カフェインの覚醒作用は4〜6時間持続するため、夜の摂取は睡眠に影響します。

夜の集中力維持には、カフェインよりもアルギニン5000スティックゼリーが適しています。アルギニンにはカフェインのような覚醒作用がないため、就寝への影響を最小限に抑えられます。


食事との関係

脂っこい食事の後は45〜60分空ける

揚げ物やこってりした料理を食べた後は、45〜60分空けてからアルギニン5000スティックゼリーを摂取してください。

消化器官が活発に働いている最中の摂取は、胃への負担になります。また、消化にエネルギーを使っている状態でのトレーニングは、パフォーマンスが低下する原因にもなります。

空腹時は軽い補食を先に

空腹状態での摂取で胃に不快感を覚える方は、軽い補食を先に摂ってください。

適した補食は、プレーンヨーグルト(小さじ2〜3杯)、バナナ(2〜3口)、おにぎり(小さめ1個)などです。大量に食べる必要はなく、胃を落ち着かせる程度の少量で十分です。

トレーニング後の栄養補給

トレーニング終了後は、プロテインを中心とした栄養補給を行ってください。アルギニンの追加摂取は不要です。

筋トレ後は30分以内にプロテインを摂取することで、筋肉の合成を促進できます。有酸素運動後も、回復を早めるためにプロテインの摂取をお勧めします。


EAA・プロテインとの使い分け

アルギニンはトレーニング前

アルギニン5000スティックゼリーは、メインセット開始の30分前に摂取します。血流促進と運動パフォーマンスの向上が目的です。

EAAはトレーニング中

EAA(必須アミノ酸)を使用する場合は、ウォームアップ後からトレーニング中にかけて、少量ずつ摂取するのが効果的です。トレーニング中のエネルギー供給と、筋分解の抑制が目的です。

アルギニンとEAAは同時に摂取する必要はありません。役割とタイミングが異なります。

プロテインはトレーニング後

プロテインはトレーニング終了後に摂取します。筋肉の回復と合成に必要なタンパク質を補給することが目的です。

トレーニング前にプロテインを摂取する必要はありません。消化に時間がかかり、トレーニング中に胃の不快感を招く可能性があります。


生活パターン別の調整方法

在宅ワーク→夕方トレーニングの方

15〜16時頃に軽い補食を摂り、トレーニング開始の30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取します。

在宅ワークは運動不足になりやすいため、夕方のトレーニング習慣は健康維持に効果的です。就寝時刻から逆算して、無理のないスケジュールを組んでください。

出社→夜トレーニングの方

ジム到着後、着替えを済ませたタイミングでアルギニン5000スティックゼリーを摂取します。摂取からメインセット開始まで30分程度の余裕を持たせてください。

就寝まで2時間を切る場合は、摂取を前倒しするか、その日は見送って翌日に回してください。

朝練→通勤の方

起床後、水をひと口飲み、朝練開始の30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取します。

朝練終了後にアルギニンを追加摂取する必要はありません。午前中に重要な会議やプレゼンがある場合は、その30分前に改めて摂取してください。

シフト制・夜勤の方

「夜」という概念ではなく、「主要な活動の30分前」を基準に考えてください。

夜勤前であれば勤務開始の30〜45分前、仮眠から起きた後であれば活動再開の30分前が目安です。夜勤明けは摂取を控え、睡眠を優先してください。


よくある質問

Q. アルギニンは運動前と運動後、どっちがいいですか?

運動前の摂取が基本です。具体的には、メインセット開始の30分前に摂取してください。運動後の摂取は推奨しません。運動後はプロテインで回復に専念してください。

Q. 運動前の何分前に飲むのがベストですか?

メインセット開始の30分前が基準です。時間に余裕がない日は20分前でも構いません。緊張が強い日や高重量に挑戦する日は、40分前に前倒しすると安定します。

Q. 筋トレと有酸素運動で摂取タイミングは変わりますか?

基本的には同じで、メインセット(または出発)の30分前です。60分を超えるロングランの場合は、出発60〜90分前に軽い補食を摂り、その後30分前にアルギニン5000スティックゼリーを摂取してください。

Q. 夜トレーニングでも飲んでいいですか?

就寝まで2時間以上あれば問題ありません。就寝まで2時間を切る場合は、摂取を前倒しするか、その日は見送ってください。夜トレーニング終了後の摂取は避けてください。

Q. プロテインやEAAと一緒に飲んでもいいですか?

同時摂取は不要です。アルギニンはトレーニング前、EAAはトレーニング中、プロテインはトレーニング後と、それぞれ適切なタイミングで摂取してください。

Q. カフェインと一緒に飲んでもいいですか?

併用は可能ですが、効果を明確に実感するためには、カフェインをアルギニンに置き換えることをお勧めします。併用する場合は、最低30分、理想的には60分以上の間隔を空けてください。

Q. 空腹で飲むと胃が痛くなります。どうすればいいですか?

プレーンヨーグルト(小さじ2〜3杯)やバナナ(2〜3口)など、軽い補食を先に摂ってから、アルギニン5000スティックゼリーを摂取してください。

Q. 毎日飲んでも大丈夫ですか?

体調が安定していれば、トレーニング日ごとの継続摂取は問題ありません。ただし、パッケージに記載された目安量を守り、体調がすぐれない日や飲酒がある日は見送ってください。


摂取を控えるべき方・状況

アルギニンは健康な成人であれば安全に摂取できますが、以下に該当する方は事前に医師にご相談ください。

通院中・服薬中の方(特に降圧薬、硝酸薬、PDE5阻害薬を服用中の方)、心臓・血圧・腎臓・肝臓・糖尿病などの持病がある方、妊娠中・授乳中・妊活中の方、手術の前後の方。

また、以下の症状が現れた場合は摂取を中止し、様子を見てください。

胃の強い不快感や胸やけ、吐き気、発疹・かゆみなどの皮膚症状、動悸・めまい・息苦しさ、睡眠の乱れ(寝つきの悪化、夜間覚醒の増加)。


まとめ:運動前30分、運動後は摂取しない

アルギニンの摂取タイミングは、「運動前」が正解です。具体的には、メインセット開始の30分前に摂取してください。

運動後の摂取は基本的に不要です。運動後はプロテインで回復に専念し、アルギニンは次のトレーニングの30分前に摂取してください。

夜トレーニングの場合は、就寝まで2時間以上あることを確認してください。2時間を切る場合は前倒しするか、その日は見送ってください。

アルギニン5000スティックゼリーは、スティック形状で携帯性に優れ、水なしでも摂取できるため、ジムでのトレーニング前やランニング前の摂取に最適です。

まずは同じタイミングで3〜5回摂取を繰り返し、自分に合ったリズムを確立してください。タイミングさえ守れば、トレーニングの立ち上がりが安定し、パフォーマンスの向上を実感できるはずです。

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