肩こり・偏頭痛・鎮痛薬が“セット”になっているあなたへ
「また今日も頭痛薬に手を伸ばしているな…」
ふとそんな自分に気づいて、不安になることはありませんか。
-
夕方になると、首と肩がパンパン
-
こめかみや目の奥がズキズキしてくる
-
我慢できなくなって、鎮痛薬を飲んでなんとか仕事を続ける
-
夜はぐったりしているのに、眠りは浅くてスッキリしない
気づけば、
「肩こり」
「偏頭痛」
「鎮痛薬」
この3つが、ほとんどセットで当たり前になっている——。
病院で検査を受けて、
「命に関わるような大きな病気ではないですよ」と言われている。
それでも、現実として首・肩・頭のつらさは変わらない。
「このまま頭痛薬に頼り続けて大丈夫なんだろうか」
「整体とか行ったほうがいいのか…でも、どこまで見てもらえるものなのか分からない」
そんなモヤモヤを抱えながら、
とりあえず今日も薬でごまかして1日を乗り切る——。
西新宿で働くデスクワーク女性の偏頭痛あるあるです。
このブログでは、西新宿エリアで整体を行う**「疲労回復整体SHIN」**が、
-
肩こり・首こりからくる偏頭痛とはどういう状態なのか
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どこまでが病院の守備範囲で、どこから整体が役に立つのか
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鎮痛薬に頼り切る前に見直したい生活パターン
-
オフィス/在宅でもできる“頭痛予防ミニ習慣”
-
西新宿で「肩こり×偏頭痛」を整体に相談するときの考え方
を、できるだけ分かりやすく整理していきます。
まずは、「肩こりからくる偏頭痛って、そもそもどういう仕組みなのか?」というところから見ていきましょう。
肩こりからくる偏頭痛とは?まず押さえたい「仕組み」の話
まずは、「肩こりからくる偏頭痛って、結局どういう状態なのか」をざっくり整理しておきます。
医学的な細かい分類は一旦おいて、
ここでは日常レベルで理解しておきたいポイントだけに絞って話します。
首・肩まわりは“血管と神経の交差点”
パソコン仕事やスマホ時間が長くなると、
-
顔が前に出る
-
肩がすくむ
-
背中が丸くなる
この姿勢が「普通」になりがちです。
このとき、首〜肩〜後頭部のまわりでは、
-
脳へ向かう太い血管
-
自律神経の大事なライン
-
頭・顔・肩に伸びる神経
が通っているところを、
ガチガチに固まった筋肉がずっと締めつけている状態になります。
その結果、
-
血流が悪くなる
-
神経が“じわっと刺激され続ける”
-
体が「ここ、守らなきゃ」と警戒モードに入る
ここにストレスが積み重なって、
「ズキズキ」「ガンガン」といった頭痛として表に出てくる、という流れです。
「肩こり+こめかみ・目の奥・後頭部」のセットは、首のサイン
肩こりからくる偏頭痛の人には、こんな共通パターンが多いです。
-
ベースとして、いつも首と肩が重い
-
ひどい日は、こめかみ・目の奥・後頭部がズキズキする
-
肩や首を触ると、ゴリゴリ・カチカチに固まっている
これはイメージでいうと、
首まわりの筋肉がガチガチ
↓
そのすぐ近くを通る血管・神経がずっと圧迫されている
↓
「頭のほう」で症状として出ている
という形です。
「頭が痛いから、頭だけの問題」ではなく、
首〜肩のこりが、頭痛の土台をつくってしまっているわけですね。
「痛み」は、脳にとってずっと鳴り続けている警報
もうひとつ知っておきたいのは、
痛みそのものが、脳にとっては“警報”だということ。
-
首や肩がいつも重い
-
頭痛が出るか出ないかのギリギリ状態が続いている
-
仕事中もプライベートも、常にどこかが不快
こういう状況は、
脳からすると「まだ問題が解決していない」というサインが鳴りっぱなしの状態です。
だからこそ、
-
ちょっとした音や光にも敏感になる
-
イライラしやすい・集中力が落ちる
-
夜になっても“休んでいいモード”に切り替わりづらい
といった形で、
睡眠の質やメンタル面にまで影響が広がりやすくなります。
自律神経も、ずっと「戦闘モード」のまま
首・肩のこりが強い人ほど、
-
呼吸が浅い
-
吸うときに肩がすくむ
-
吐く息が短くなりがち
という傾向があります。
浅く早い呼吸は、
自律神経的には**“まだ仕事中・まだ戦闘中”のサイン**です。
-
交感神経(ON/アクセル側)が優位になりっぱなし
-
副交感神経(OFF/ブレーキ側)が入りづらい
-
「寝る時間になったから休もう」がうまく働かない
その結果、
-
寝つきが悪い
-
眠りが浅い・夢が多い
-
朝起きたときからすでにぐったり
という“回復しきれない毎日”になっていきます。
ざっくりまとめると、
-
肩こり・首こりが、血管と神経をじわじわ圧迫する
-
そのストレスが「偏頭痛」として表に出ている
-
痛みという警報が鳴りっぱなしで、自律神経も休みにくい
この3つがセットになったものが、
いわゆる**「肩こりからくる偏頭痛」**の正体に近いと考えてもらえればOKです。
ただし、頭痛の中にはすぐに病院に行くべきタイプもあります。
次のセクションでは、
「ここまできたら、まず整体ではなく病院が先」
「検査で大きな病気が否定された“その先”が整体の出番」
という境界線について整理していきます。
まず病院に行くべき頭痛と、整体を検討していい頭痛の“境界線”
ここは、一番大事なところです。
どれだけ整体やセルフケアが良くても、
**「今すぐ病院に行くべき頭痛」**をスルーしてしまったら本末転倒です。
なのでまずは、
・どんな頭痛は“迷わず病院優先”なのか
・どんな頭痛なら“検査のあとに整体を検討していいか”
この線引きを、はっきりさせておきます。
こんな頭痛は、まず整体ではなく「病院が先」
次のような頭痛がある場合は、
整体やマッサージよりも脳神経外科・頭痛外来などの受診が最優先です。
-
今までに経験したことがないくらい突然強い頭痛が出た
-
バットで殴られたような、急激で激しい痛み
-
手足のしびれ・力が入りにくい・ろれつが回りにくいなどを伴う
-
片側の手足や顔が動かしづらい感じがある
-
高熱・強い吐き気・意識がもうろうとする感じを伴う
-
頭を打ったあとから頭痛が続いている
-
ガンの治療中・重い持病があり、いつもと明らかに様子が違う頭痛
こういったサインがあるときは、
「肩こりからかな?」と自己判断せず、
迷わず医療機関を優先
してほしいラインです。
検査で“命に関わる病気は否定された”あとの、残っているつらさ
一方で、偏頭痛持ちの方からよく聞くのがこんなパターンです。
-
病院でMRIやCTなどの検査は一通り受けた
-
「命に関わるような大きな問題はないですよ」と言われている
-
でも、頭痛そのものや首・肩のつらさは相変わらず
-
鎮痛薬の回数だけがじわじわ増えてきている
このケースでは、
**「命に関わる病気」ではないけれど「生活にはガッツリ支障が出ている」**状態です。
ここから先の領域は、
-
首・肩・姿勢の問題
-
目やあごの使い方のクセ
-
呼吸と自律神経のバランス
-
デスクワークや生活リズム
といった、体の使い方やライフスタイル側の問題がかなり大きくなってきます。
つまり、
病院の検査で“危険な病気ではない”ことを確認したうえで、
それでも残っている「肩こり×偏頭痛×鎮痛薬のループ」を
どうやってほどいていくか——ここが整体の出番
というイメージです。
整体を検討していい頭痛の目安
もう少し日常レベルの目安でいうと、
次のような状態なら整体を視野に入れていいラインです。
-
肩こり・首こりがベースにあり、そこから頭痛が“乗ってくる”感覚がある
-
デスクワークやスマホ時間が長い日ほど、頭痛が出やすい
-
こめかみ・目の奥・後頭部など、“いつも同じ場所”がつらくなりやすい
-
鎮痛薬を飲むと一時的には楽になるが、数時間〜翌日にはまたぶり返す
-
病院では「筋緊張性頭痛」「肩こりからくる頭痛かも」と言われている
-
ここ数ヶ月〜数年、同じような頭痛を繰り返している
こういった頭痛は、
-
首・肩のこり
-
姿勢・呼吸のクセ
-
自律神経の疲れ
をセットで整えていくことで、
「頻度」と「強さ」を落としていく余地が大きいタイプです。
「病院 or 整体」ではなく、「病院“のあと”に整体」という発想
大事なのは、
病院と整体を“どちらか一方だけ選ぶもの”として考えないこと。
-
まずは病院で、危ない頭痛ではないかをチェックしてもらう
-
検査で大きな問題がないと分かったら、
→ そこで初めて「首・肩・姿勢・自律神経」にアプローチしていく
この順番を踏んだほうが、
安心感も、結果としての効率も良くなります。
疲労回復整体SHINでも、
-
どう考えてもまず病院が先のケース
-
検査を受けたほうが良さそうなケース
では、しっかり「まずは一度、病院を優先してください」とお伝えしています。
そのうえで、
「検査では問題ないと言われたけれど、現実としてつらさが続いている」
というところから一緒に整理していく、というスタンスです。
鎮痛薬に頼り続ける前に見直したい「3つの生活パターン」
ここからは、
頭痛薬を増やす前に本当は先に触っておきたいところを、生活パターンという切り口で整理していきます。
難しいことではなくて、
-
「あ、これ自分のことかも」と思えるか
-
「ここをいじれば、頭痛の土台が少し変わりそうだな」と感じるか
そのあたりをチェックするつもりで読んでみてください。
① デスクワーク中の「肩が上がりっぱなし」問題
偏頭痛持ちの方と話していると、
ほぼ全員といっていいほど共通しているのがこれです。
-
集中すればするほど、肩が耳に近づいていく
-
気づくと、マウスを持つ手・キーボードを打つ手に力が入りっぱなし
-
一日が終わるころには、首と肩がパンパン
この「肩が上がりっぱなし」の姿勢は、
-
首まわりの筋肉をガチガチに固める
-
肩〜後頭部にかけて、血流と神経の負担を増やす
-
浅く早い呼吸をクセづけてしまう
という意味で、偏頭痛の土台づくりそのものになってしまいます。
もし、
-
仕事中にふと自分の肩に触れると、いつもカチカチ
-
集中しているほど、呼吸を忘れている感じがする
このあたりに心当たりがあるなら、
「肩こりからくる偏頭痛」の線はかなり濃いと思っておいたほうがいいです。
② 夜遅くまでスマホ・PCを見続けている
もうひとつ大きいのが、
「寝る直前まで画面を見ている」生活リズムです。
-
ベッドに入ってからも、SNSやニュースをダラダラ眺めてしまう
-
動画を見ていたら、いつの間にか寝る時間を超えている
-
「そろそろ寝なきゃ」と思って画面を消しても、すぐには眠れない
このパターンは、
-
目の奥の筋肉をずっと酷使し続ける
-
首前〜肩の前側の筋肉を固めたままにする
-
脳を情報で刺激し続けて、自律神経をONのままにしてしまう
という意味で、
偏頭痛と浅い睡眠のダブルパンチをつくりやすくなります。
「仕事だから仕方ない」と思っている部分もあると思いますが、
-
寝る“2時間前から完全に画面ゼロ”とは言わない
-
まずは“寝る30〜60分前で一旦区切る”ところから
ここを決めるかどうかで、
翌朝の首・肩・頭のラクさはかなり変わってきます。
③ カフェイン・甘いもの・寝だめでごまかすループ
偏頭痛持ちのデスクワーカーあるあるが、これです。
-
朝から頭が重いので、とりあえずコーヒーを濃いめに一杯
-
午後の眠気と頭重さをごまかすために、カフェオレやエナドリを追加
-
仕事終わりは甘いものやお酒でストレスをリセット
-
平日は走り切って、週末に“寝だめ”でなんとかしようとする
一時的には楽になった気がしても、
-
カフェイン:交感神経をさらに刺激して、ONモードを引き延ばす
-
甘いもの:血糖値の乱高下で、だるさや頭の重さを助長する
-
寝だめ:睡眠リズムを崩して、かえって月曜の朝が重くなる
結果として、
「肩こり×偏頭痛×浅い睡眠」のループを、さらに深くしてしまう側に回りがちです。
セルフケアだけでは厳しくなっている“赤信号ライン”
ここまでの3つを読んでみて、
-
全部当てはまる
-
どれも「分かってはいるけど変えられていない」
-
生活パターンを少し変えたくらいでは、頭痛の頻度も強さもあまり変わらない
という状態になっているなら、
正直なところセルフケア“だけ”で立て直すのはだいぶしんどいラインです。
-
首・肩・姿勢のクセ
-
呼吸の浅さ
-
自律神経の疲れ方
このあたりを外から一度フラットに整え直すことで、
はじめて生活パターンの見直しが効いてくる、というケースも多いです。
次のセクションでは、
オフィス/在宅でもできる“頭痛予防ミニ整え習慣”
を紹介しつつ、
そのうえで「どこから整体を使うと効率がいいか」という話につなげていきます。
オフィス/在宅でもできる“頭痛予防ミニ整え習慣”3つ
「整体に行く前に、自分でできることはやっておきたい」
そう思う人も多いと思います。
ここでは、
デスクワーク中でも無理なく続けやすい“頭痛予防ミニ習慣”を3つに絞って紹介します。
ポイントは、
-
気合いはいらない
-
道具もいらない
-
1回1〜2分で終わる
この3つです。
① 首を触る前に、“胸と肋骨”をゆるめる1分リセット
偏頭痛があると、つい首やこめかみを押したくなります。
もちろんそれも悪くはないのですが、
デスクワーク由来の頭痛は「胸と肋骨の固さ」から来ていることがかなり多いです。
席を立てるタイミングで、こんな動きを1分だけ入れてみてください。
やり方
-
椅子から立ち上がる
-
足をこぶし1個分くらい開いて、軽く立つ
-
両手を後ろで組む(届かなければタオルや上着を軽く持つ)
-
ひじを軽く伸ばしながら、手を少し下に引き、胸を前にひらく
その姿勢のまま、
-
鼻から4秒くらいかけて吸う
-
口から「ふー」と6〜8秒かけて吐く
これを3〜5呼吸くり返します。
意識したいポイント
-
首を反らしすぎない(目線はまっすぐ〜少し上くらい)
-
「みぞおち〜肋骨の前側がじわっとひらく感覚」を探す
-
吐くときに、肩の力をストンと落とすイメージ
胸と肋骨がひらくと、
-
肩が少し下がる
-
首〜後頭部への負担が分散される
-
呼吸がさっきより下まで入る
結果として、「首・肩こりの土台」がほんの少し軽くなります。
② 目と首を同時に休ませる“視線リセット”60秒
肩こりからくる偏頭痛の人は、
体よりも先に**「目と脳」が限界を迎えている**ことが多いです。
会議と会議のあいだや、メールを打ち終えたタイミングで、
60秒だけ「視線リセット」を入れてみてください。
やり方
-
PC画面やスマホから顔をそらす
-
窓の外や、部屋の一番遠いところを見る
-
遠くをぼんやり眺めながら
-
鼻から自然に吸って
-
口から「ふー」と長めに吐く
-
これを60秒だけ続けます。
ポイント
-
目をギュッと閉じなくてOK(逆に力みやすいので)
-
「ピントを合わせない」くらいのぼんやり感で大丈夫
-
吐くときに、首の後ろ側が少しゆるんでいくイメージを持つ
これは、
-
目のピントを合わせ続けている筋肉の疲れ
-
それに連動した首〜後頭部のこわばり
を一度リセットする時間になります。
**「頭の中のギューッとした感じが少し広がる」**感覚が出てくればOKです。
③ 午後〜夜の「カフェインと画面」の“終業時間”を決める
偏頭痛と浅い睡眠がセットで続いている人に共通しているのが、
寝る直前まで、
カフェインと画面で自律神経を刺激し続けている
という生活リズムです。
いきなり完璧に変えなくていいので、
現実的なラインとして次の2つだけ意識してみてください。
1)カフェインは「夕方○時まで」と決める
-
目安は「15〜16時まで」
-
それ以降はノンカフェインのお茶や白湯に切り替える
夜までずっとカフェインで押し切ろうとすると、
-
夜になっても神経が休まらない
-
寝つきが悪くなる
-
結果として「寝不足→またカフェイン」というループになる
ので、“打ち止めライン”を決めるだけでも違いが出ます。
2)スマホ・PCの“終業時間”を決める
-
寝たい時刻の30〜60分前を「画面終業」にする
例:0時に寝たい → 23:00〜23:30で区切る -
その時間以降は
-
湯船にしっかり浸かる
-
明かりを少し落としてストレッチをする
-
深呼吸しながら今日1日をざっくり振り返る
-
など、「体をOFFに戻す行動」だけにする。
自律神経の切り替えは、
**スイッチではなく“じわじわ変わるグラデーション”**です。
この“30〜60分のグラデーション時間”をつくれるかどうかで、
偏頭痛の出やすさも、眠りの深さも、かなり変わってきます。
ここまでが、
**「鎮痛薬を増やす前に試してほしいミニ整え習慣」**です。
もちろん、これだけで長年の偏頭痛が全部なくなるわけではありません。
それでも、
-
首・肩のこり方
-
呼吸の浅さ
-
自律神経のON/OFF
この3つの土台を少しでも整えておくことで、
整体での変化も出やすくなります。
次のセクションでは、
西新宿の疲労回復整体SHINが、
実際に「肩こり×偏頭痛」にどうアプローチしているのか
を、もう少し具体的にお話ししていきます。
疲労回復整体SHINが考える「肩こり×偏頭痛」ケアのポイント
ここからは、西新宿の整体 「疲労回復整体SHIN」 が、
実際に「肩こり×偏頭痛」の方と向き合うときに大事にしている考え方をまとめておきます。
ざっくり言うと、ポイントはこの4つです。
-
首・肩だけじゃなく「姿勢・呼吸・自律神経」までセットで見る
-
強く押さない・バキバキしないで、負担を全身に分散させる
-
偏頭痛持ちの人が過ごしやすい環境づくりをする
-
「頭痛ゼロ」を掲げて追い込むのではなく、「頻度と強さをコントロールする」
① 首・肩だけではなく「姿勢・呼吸・自律神経」まで見る
肩こりからくる偏頭痛の人は、ほぼ例外なく
-
頭が前に出た姿勢
-
肩がすくんだまま固まっている
-
背中・肋骨がガチガチで、呼吸が浅い
というセットになっています。
なのでSHINでは、いきなり首だけをギューッと押したりはしません。
-
立ち・座り姿勢
-
首・肩・肩甲骨の動き
-
背中・肋骨の固さと呼吸の入り方
-
あごの緊張(食いしばり・噛みしめ)
こういったところを確認しながら、
「どこがサボっていて、その穴埋めを首・肩・頭が全部かぶっているのか」
を整理していきます。
そのうえで、
-
肩甲骨まわりや背中をゆるめて、首・後頭部への負担を分散させる
-
肋骨を動かし、呼吸が“胸の上だけ”にならないようにする
-
頭の位置をラクなポジションに戻していく
という流れで、**「首・肩だけで完結させない」**整体を組み立てます。
② 強く押さない・バキバキしないで、負担を全身に逃がす
偏頭痛持ちの方の中には、
-
強く押されると逆に頭痛がぶり返したことがある
-
バキバキ鳴らされる矯正が怖い/苦手
-
施術中に話しかけられすぎると、余計に疲れてしまう
という方も多いです。
SHINでは、
-
ガマンを強いるような強圧
-
ボキッと鳴らす矯正
は行いません。
やることは、
-
首・肩まわりの表層だけでなく、肩甲骨の内側や肋骨まわりを“じわっと”ゆるめる
-
骨盤や足元も含めて、姿勢全体のバランスを整える
-
「首と頭だけで支えていた重さ」を、体全体で受け止め直す
という、負担の“逃がし先”を増やしていく作業です。
「その場で一気に何とかする」よりも、
**「翌日もラクさが残る」「頭痛の出方が少し変わる」**ほうを優先しています。
③ 偏頭痛持ちの人が過ごしやすい環境づくり
偏頭痛があると、
-
強い光や音がしんどい
-
におい・温度の変化にも敏感
-
ちょっとした刺激で、また頭がズキズキしてこないか不安
という方も少なくありません。
なのでSHINでは、できるだけ
-
照明を落ち着いた明るさにする
-
うつ伏せ時間を長くしすぎない
-
体調によっては横向き・仰向け中心に切り替える
-
こちらからの会話は最低限にして、「静かに受けたい」ニーズにも合わせる
といった点も意識しています。
「首や肩はラクになったけど、刺激にやられてぐったり…」
では本末転倒なので、
“頭痛持ちの人のしんどさ”前提の空気感を大事にしています。
④ 「ゼロにする」ではなく、「頻度と強さをコントロールする」
最後に、考え方の部分です。
長年の偏頭痛を抱えている人ほど、
-
「頭痛を完全にゼロにしたい」という思いが強い
-
でも現実には、天気・仕事・ホルモンなどに左右されてしまう
-
「また出た…」と落ち込んで、自分を責めがち
というループに入りやすいです。
SHINでは、
「一生頭痛が一度も出ない体」にする、とは言いません。
目指すのは、
『頻度と強さを、自分の納得できるラインまで下げる』こと。
具体的には、
-
鎮痛薬を飲む回数を、今の半分以下にする
-
一度出たときの“しんどさレベル”を、2〜3段階落とす
-
「仕事にならないレベル」の日をできるだけ減らす
このあたりを現実的なゴールとして、一緒に設定していきます。
そのうえで、
-
首・肩・姿勢・呼吸・自律神経を整体で整える
-
生活パターンやセルフケアを、できる範囲で少しずつ変えていく
この2つを組み合わせていく、という発想です。
通い方の目安と、「卒業ライン」の考え方
ここまで読んで、
「整体に行くのもアリかもしれない」
「でも、どのくらいの頻度でどのくらい通う前提なの?」
というところが気になっていると思います。
ここでは、疲労回復整体SHINに
「肩こり×偏頭痛」で来られる方の、通い方の目安と卒業ラインを、正直にお伝えします。
最初の1〜2ヶ月:頭痛の“ピークを下げる時期”
まずは、体のベースをつくる時期です。
目安のペース
-
週1回ペースで4〜6回
この時期に目指すイメージ
-
首・肩まわりのガチガチ具合を落ち着かせる
-
呼吸と姿勢のクセを、少しずつリセットし始める
-
「毎日のように頭痛薬」から
→「飲まなくても乗り切れる日が少し混ざってくる」状態へ
よくある変化としては、
-
「頭痛の“強さ”が、前よりワンランク下がった気がする」
-
「週の中に、頭が軽い日がポツポツ出てきた」
-
「朝イチからいきなり限界、みたいな日は減ってきた」
といった声が多いです。
3ヶ月目前後:頭痛の“出方”を整えていく時期
ある程度ピークが落ち着いてきたら、
今度は**「出方のパターンを整える」**フェーズに入ります。
目安のペース
-
2〜3週間に1回ペース
この時期にやっていくこと
-
仕事の繁忙期や天気・ホルモンの影響を踏まえながら、
「崩れやすいタイミングの前後」でコンディションを整える -
セルフケアや生活リズムの調整も、無理ない範囲で一緒に見直す
-
「頭痛薬ゼロ」を目指して苦しむのではなく、
「ここまで減っていれば自分的にはOK」というラインを固めていく
この頃の変化としては、
-
「月に何度も寝込むレベル」はほとんどなくなる
-
「薬は飲むけど、前ほどガッツリではない」日が増える
-
「今日はちょっと危ないかも」という手前で、自分でブレーキがかけやすくなる
という声が多いです。
「卒業」と「メンテナンス」の考え方
SHINでは、
「ずっと通い続けてください」
というスタンスではありません。
目指しているのは、
-
日常生活がちゃんと回るラインまで整える
-
そこから先は
-
「定期的にメンテナンスしたい人」
-
「つらくなったタイミングだけ相談したい人」
どちらもアリ、という状態にすることです。
-
ひとつの卒業ラインの目安
-
頭痛薬を飲む回数が、以前の半分以下になっている
-
「仕事にならないレベル」の頭痛の日が、ほとんどなくなっている
-
肩こり・首こりはあっても、「前みたいな限界感」とは違う
-
自分でやれるセルフケアのパターンが、2〜3個は身についている
このあたりまで来たら、
-
メンテナンスとして月1回〜2ヶ月に1回にする
-
いったん卒業して、「ヤバくなりそうな時期だけ」来るスタイルにする
など、その人の性格や働き方に合わせて決めていきます。
「どのくらいで良くなりますか?」に対して、正直にしていること
偏頭痛を抱えている方ほど、
「いつまでこれが続くんだろう」
「あと何回通えば楽になるんだろう」
という不安が強いと思います。
だからこそSHINでは、
-
初回のカウンセリングと検査を踏まえて、
「この状態なら、まずは○回くらいでここを目指しましょう」と、目安を言葉にする -
2〜3回ごとに、
-
頭痛薬の回数
-
頭痛の強さ
-
起きている時間のラクさ
を一緒に振り返る
-
-
状態が落ち着いてきたら、こちらから「そろそろペースを落としていきましょうか」と提案する
という形で、通い方を“見える化”することを大事にしています。
西新宿エリアで「肩こり×偏頭痛」を相談したい方へ(まとめ)
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、大事なところだけもう一度ギュッとまとめます。
「肩こり×偏頭痛×鎮痛薬」のセットは、サインだと思ってほしい
-
夕方になると首・肩がパンパン
-
こめかみ・目の奥・後頭部がズキズキ
-
我慢できずに鎮痛薬でごまかして、また次の日も同じ
このループが続いているなら、
それは**「体の使い方と、自律神経のバランスを見直したほうがいいですよ」**というサインだと捉えてもらったほうがいいです。
病院で“危ない頭痛ではない”と分かったあとが、整体の出番
-
まずは脳神経外科・頭痛外来などで、命に関わる病気ではないかをチェックする
-
検査で大きな問題がないと分かったのに、首・肩・頭のつらさが続いている
そのとき初めて、
「首・肩・姿勢・呼吸・自律神経」までセットで整える
という発想が生きてきます。
整体は、検査の代わりではなく「そのあと」の領域です。
デスクワークは変えられなくても、「整え方」は変えられる
-
長時間のパソコン作業
-
スマホを見る時間
-
責任ある仕事のプレッシャー
働き方そのものを、今すぐガラッと変えるのは現実的ではありません。
でも、
-
肩が上がりっぱなしの姿勢を、自分で少しリセットする
-
目と首を一緒に休ませる60秒を挟む
-
夜の「カフェインと画面」の終業時間を決める
こういった小さな工夫と、
-
首・肩だけでなく
姿勢・呼吸・自律神経まで含めてプロの手を借りること
この2つを組み合わせれば、
**「ちゃんと働きながら、ちゃんと休める体」**には、今より確実に近づいていきます。
西新宿の「疲労回復整体SHIN」という選択肢
もしあなたが、
-
西新宿エリアで働いている、または住んでいる
-
肩こり・偏頭痛・浅い睡眠が、ここ数ヶ月〜数年の“当たり前”になっている
-
病院で検査は受けていて、命に関わる病気ではないと言われている
-
それでも、鎮痛薬なしの毎日がイメージできなくなってきている
そんな状態なら、
西新宿の 「疲労回復整体SHIN」 とは相性が良いかもしれません。
SHINでは、
-
首・肩だけでなく「姿勢・呼吸・自律神経」まで見る整体
-
1回40分前後で、仕事終わりでも通いやすい施術時間
-
30〜40代のデスクワーク女性を中心としたコンディション調整
-
頭痛を“ゼロに”というより、「頻度と強さをコントロールする」考え方
を大事にしています。
肩こりからくる偏頭痛で鎮痛薬が手放せないと感じているなら、
一人で抱え込まないという選択肢も、ぜひ持っておいてほしい。
そのきっかけのひとつとして、
西新宿の整体「疲労回復整体SHIN」を思い出してもらえたら嬉しいです。

