「病院で“ストレートネックですね”と言われた」
「最近“スマホ首”ってよく聞くけど、自分もそうかもしれない」
そんな不安を抱えながら、
今日も西新宿で仕事をしている方は少なくないと思います。
-
一日中PCとにらめっこ
-
移動中や休憩中は、ついスマホをスクロール
-
気づいたら、首・肩・頭がセットでつらくなっている
レントゲンや検査で、
「首のカーブが少なくて、ストレートネック気味ですね」
と言われると、
-
「もうこれは一生モノなのかな…」
-
「骨の形の問題なら、整体やセルフケアで変わらないのでは?」
と、少し諦めに近い気持ちになる方も多いはずです。
結論からお伝えすると、
ストレートネック(スマホ首)と呼ばれる状態があっても、
「首にどれだけ負担がかかるか」は、まだまだ変えられます。
ポイントになるのは、
-
骨の形そのものをどうこうする、というより
-
「頭の位置」「姿勢」「呼吸」「スマホ・PCとの付き合い方」を変えていく
という視点です。
この記事では、
-
ストレートネック・スマホ首とは何か
-
なぜ肩こり・頭痛とセットになりやすいのか
-
デスクワーク&スマホ習慣で悪化しやすいパターン
-
自分でできる“スマホ首リセット習慣”
-
西新宿の整体・疲労回復整体SHINでできること
を整理しながら、
「ストレートネックだから仕方ない」と諦めずに、
ちゃんと働きながら、ちゃんと回復できる首と肩に近づけていくためのヒント
をお伝えしていきます。
ストレートネック・スマホ首とは?
レントゲンの一言で決めつけないために
まずは、「ストレートネック」「スマホ首ってそもそも何?」というところを、かんたんに整理しておきます。
病院でレントゲンを撮ると、首の骨のカーブ(本来なだらかなS字)がチェックされます。
このカーブが少なくて、首の骨がまっすぐ気味になっている状態を、一般的に「ストレートネック」と呼びます。
最近は、
-
PC作業で前のめりになる時間が長い
-
スマホを見るときに、うつむいた姿勢が続く
こうした習慣が重なって、
「ストレートネックですね」
「いわゆるスマホ首の状態ですね」
と指摘されるケースが増えています。
ここで勘違いしてほしくないのは、
-
ストレートネック=一生治らない
-
ストレートネック=肩こりや頭痛の“すべての原因”
というわけではない、ということです。
大事なのは、
「レントゲンでどう映っているか」だけではなく、
「今その首をどう使っているか」「どんな姿勢と呼吸で毎日を過ごしているか」
という視点です。
同じように「ストレートネック気味ですね」と言われていても、
-
ほとんど不調が出ない人
-
肩こり・頭痛・めまい・眠りの浅さまでセットになっている人
と、状態は大きく分かれます。
その差を生んでいるのが、
-
頭の位置(前に出たままかどうか)
-
背中や肋骨の固さ
-
呼吸の浅さ・自律神経のオンオフ
といった“首まわり以外の要素”です。
次のセクションでは、
ストレートネック・スマホ首と「肩こり・頭痛」がなぜセットになりやすいのかを、もう少し具体的に見ていきます。
ストレートネックと肩こり・頭痛がセットになりやすい理由
ではここから、
**「なぜストレートネック(スマホ首)だと、肩こりや頭痛が出やすくなるのか」**を、もう少し具体的に整理していきます。
ポイントはシンプルで、
頭の位置が前に出る
↓
首と肩の筋肉が、ずっと“つっかえ棒”になる
↓
肩こり・首こり → 緊張型頭痛や片頭痛につながりやすい
という流れです。
頭の重さが「ずっと首と肩にぶら下がっている」状態
大人の頭の重さは、だいたいボウリングの球ひとつ分くらいと言われます。
本来は、
-
耳の穴のあたりが、肩の真上にくる位置
-
背骨のカーブで、うまく重さを受け止めている状態
だと、首や肩だけに負担が集中しにくくなります。
でも、ストレートネック・スマホ首の姿勢になると、
-
頭が体より前に突き出る
-
首のカーブが減って、「前に落ちそうな頭」を首・肩の筋肉だけで支える
という状態が続きます。
その結果として、
-
首の後ろ〜肩の付け根の筋肉がガチガチになる
-
肩甲骨まわりが固まって、肩こりが“標準装備”になる
-
頭の付け根・こめかみ・目の奥あたりが重くなりやすい
という、肩こり〜頭痛コースに入りやすくなります。
背中と肋骨が固まり、呼吸が浅くなる → 自律神経も乱れやすい
もうひとつ見逃せないのが、
ストレートネックになるような姿勢のとき、
背中と肋骨もセットで固まりやすい という点です。
-
デスクワークで前のめり
-
お腹やみぞおちがつぶれたまま
-
肋骨まわりがほとんど動いていない
この状態が続くと、
-
胸やお腹まで息が下りてこない
-
肩と首だけで「浅く・早く」呼吸するクセがつく
つまり、呼吸が浅いまま固定されていきます。
浅い呼吸は、自律神経にも影響します。
-
ずっと「緊張モード」に寄りやすい
-
夜になっても、うまく「休むモード」に切り替わらない
-
浅い睡眠・寝つきの悪さとセットになりやすい
結果として、
-
肩こり+首こり+頭痛
-
さらに「眠りの浅さ」「朝のだるさ」まで抱える
という、ストレートネックのフルコースになってしまう人も少なくありません。
病名よりも、「どんな生活と組み合わさっているか」が大事
ここで大事なのは、
ストレートネックという“名前”そのものより、
その首が、どんな姿勢・呼吸・生活習慣とセットになっているか
という視点です。
-
西新宿での長時間デスクワーク
-
移動中・休憩中もスマホ
-
帰宅後もベッドやソファでスマホ
こうした日常の積み重ねが、
-
ストレートネック(スマホ首)
-
肩こり
-
頭痛
-
浅い睡眠
をひとまとめにしてしまっている、というイメージです。
次のセクションでは、
デスクワークとスマホ習慣でストレートネックが悪化しやすい具体的なパターンを、もう少しかみ砕いて見ていきます。
デスクワーク&スマホ習慣で“悪化しやすいパターン”3つ
「ストレートネック・スマホ首になりやすい生活」と聞くと、
特別なことを想像しがちですが、実際はかなり“あるある”なパターンです。
ここでは、
西新宿で働く方に多い “悪化しやすい3つのクセ” を挙げてみます。
1.ノートPCで、1日中前のめり
まず一つ目は、
「ノートPCに寄りかかるように仕事をする」
というパターンです。
-
画面が低くて、顔がどんどん近づいていく
-
キーボードに腕を乗せたまま、肩がすくんでいる
-
気づくと、顎が前に出ている
この姿勢が続くと、
-
頭の位置が前に出たまま固定される
-
首のカーブが減って、ストレートネック方向に引っ張られる
-
肩甲骨まわりが固まり、肩こりが“標準装備”になる
という流れになりやすいです。
2.スマホを「顔より下」で長時間見る
二つ目は、
「スマホを見るとき、毎回うつむき姿勢になっている」
というクセです。
-
電車の中でスマホを胸より下で持つ
-
歩きながら、首だけ前に突き出した状態で見る
-
ベッドやソファで、横向きや猫背で長時間スクロール
このとき、首では何が起きているかというと、
-
頭が常に“前にぶら下がっている”状態になる
-
首の後ろ側の筋肉が、ずっと引き伸ばされ続ける
-
首の前側は縮こまり、動きの幅がどんどん小さくなる
結果として、
-
振り向いたときに首がつる
-
同じ姿勢が続いたあと、頭痛が出やすくなる
といった形で、スマホ首特有の負担が積み重なっていきます。
3.「リラックスタイム」も、結局スマホとPC
三つ目は、
一見リラックスしているようで、実は首には休みが来ていないパターンです。
-
仕事終わりにソファでダラっとしながらスマホ
-
ベッドに入ってからも、寝る直前まで動画やSNS
-
休日もPCやタブレットでドラマや映画をまとめ見
体は横になっていても、
-
目はずっと画面を追い続けている
-
首も「少し前に出た状態」で固まっている
-
肩まわりの筋肉も、完全には力が抜けていない
つまり、
「休んでいるつもりでも、首と目と脳は休んでいない」
という状態になりがちです。
その結果、
-
休み明けでも、首・肩・頭の重さが抜けない
-
週末に“リセット”できず、疲れを持ち越し続ける
-
「休んだはずなのに月曜からしんどい」感覚が続く
という、ちょっともったいないパターンになってしまいます。
こうして見てみると、
-
特別に悪いことをしているわけではない
-
ただ「少しうつむき気味の姿勢」が、一日中続いている
というだけでも、
ストレートネック・スマホ首と肩こり・頭痛のセットは、十分育ってしまいます。
次のセクションでは、
そんな生活の中でもできる “スマホ首リセット習慣” を、無理なく続けられるレベルに絞ってお伝えします。
自分でできる“スマホ首リセット習慣”
1〜2分でできるセルフケア
ここからは、
ストレートネック・スマホ首が気になっている人向けに、
「これだけはやっておきたい、1〜2分のリセット習慣」
を3つだけお伝えします。
ポイントは、
-
気合いはいらない
-
道具もいらない
-
忘れてもまた思い出したときにやればOK
という“ゆるい前提”で続けることです。
1.壁を使った「頭の位置リセット」
スマホ首・ストレートネックの人は、
**「頭が前に出たまま」**になっている時間がとにかく長いです。
一日に何回か、壁を使って「本来の位置」に戻してあげましょう。
やり方(60秒)
-
壁に背中を向けて立つ
-
かかとを壁から5〜10センチくらい前に出す
-
お尻・背中を壁につける
-
顎を軽く引いて、後頭部を“そっと”壁に近づける
このとき、
-
顎を引きすぎて、苦しいほどピタッとつけなくてOK
-
「頭の重さを壁に少し預ける」くらいの感覚で大丈夫です
そのまま ゆっくり呼吸を3〜5回 繰り返します。
意識するポイント
-
顎をグイッと引くのではなく、「首の後ろ側が少し伸びる」感覚
-
息を吐くときに、肩の力をふわっと抜く
一日の中で、
-
トイレ休憩のついでに1回
-
昼休みに1回
-
帰る前に1回
くらいできると、「前に出た頭」をリセットする回数が増えていきます。
2.胸と肋骨をひらく「前側リセット」
スマホ首・ストレートネックは、
首だけでなく 胸〜みぞおち〜肋骨の前側が固くなっていることがほとんどです。
ここを少しひらいてあげるだけでも、
首・肩にかかる重さが変わってきます。
やり方(60〜90秒)
-
椅子から立ち上がる
-
足を腰幅くらいに開いて、軽く立つ
-
両手を後ろで組む(組めなければタオルや上着を持つ)
-
肘を伸ばしきらずに、手を軽く下に引きながら、胸を前にひらく
その姿勢のまま、
-
鼻から4秒かけて吸う
-
口から6〜8秒かけて、細く長く吐く
これを 3〜5呼吸 繰り返します。
意識するポイント
-
「首をそらす」ではなく、「みぞおち〜肋骨の前がじんわり伸びる」感覚
-
息を吐くたびに、肩の力を抜いていくイメージ
終わったあとに、
-
肩の位置が少し下がる
-
呼吸がさっきより深く入る
そんな感覚があればOKです。
3.スマホ・PCの「終業時間」を決める
最後は、
姿勢の話というより “スマホ首と頭痛をこれ以上悪化させないための習慣” です。
ストレートネック・スマホ首の人の多くは、
「寝る直前まで画面を見ている」
という共通点があります。
いきなり
-
「寝る2時間前からスマホ禁止」
は現実的ではないので、まずはここから始めてみてください。
やり方
-
寝たい時刻の「30〜60分前」を、
その日の スマホ・PCの“終業時間” にする
例:0時に寝たい → 23:00〜23:30を“画面おしまい”の時間にする
その時間以降は、
-
湯船にゆっくり浸かる
-
明かりを落としてストレッチをする
-
深呼吸しながら、その日一日をざっくり振り返る
など、体と頭をOFFに戻す行動だけにするイメージです。
自律神経の切り替えは、スイッチではなく「グラデーション」です。
寝る前30〜60分を、
「スマホ首と目・脳を休ませるための時間」にできるかどうか
ここが、
ストレートネック由来の肩こり・頭痛・浅い睡眠を軽くしていくうえで、かなり効いてきます。
完璧を目指す必要はありません。
-
思い出したときだけ壁リセットをする
-
仕事がひと段落したときに胸と肋骨をひらく
-
週の半分くらい「画面終業時間」を守れたらOK
このくらいの感覚で続けるだけでも、
首にかかる負担と、自律神経の消耗は少しずつ変わっていきます。
次のセクションでは、
こうしたセルフケアだけでは追いつかなくなってきたときに、
整体で何ができるのか、疲労回復整体SHINではどう見ていくのかをお話しします。
整体でできること:骨ではなく「支え方」を変えるアプローチ
ここからは、
「ストレートネック・スマホ首と肩こり・頭痛に対して、整体では何ができるのか?」
という話をしていきます。
結論から言うと、整体の役割は、
骨の形そのものをどうこうするのではなく、
「頭・首・肩をどう支えるか」という“体の使い方”を変えていくこと
です。
首“だけ”をいじらない。全体のバランスから整える
ストレートネック・スマホ首が気になると、
-
首のストレッチを一生懸命やる
-
首の後ろをゴリゴリ押してもらう
という方向に意識が向きがちです。
もちろん「首そのもの」に触れることも大事ですが、
疲労回復整体SHINでは、そこに行く前にまず、
-
骨盤・腰・背中・肋骨の動き
-
肩甲骨の位置と動き方
-
頭の位置と、視線のクセ
-
呼吸の深さとリズム
といった “土台側” を一緒に見ていきます。
イメージとしては、
「グラグラの土台の上で、首だけまっすぐにしようとしても限界がある」
という感覚です。
頭の位置と呼吸を変えることで、首の負担を軽くしていく
施術では、次のような流れで整えていきます(状態によって変わりますが、イメージとして)。
-
固まっている骨盤や腰まわりをゆるめ、土台を安定させる
-
背中〜肋骨を動かし、「息が入りやすい背中」に戻していく
-
肩甲骨まわりの動きを出し、肩がすくみにくい位置に戻す
-
そのうえで、首の筋肉の緊張をやさしくゆるめていく
こうやって土台から積み直していくと、
-
頭の位置が、今より少し体の真上に戻る
-
首の後ろだけで支えていた重さが、全身に分散される
-
呼吸が深くなり、自律神経のON/OFFの切り替えも少しずつしやすくなる
という変化が出てきます。
結果として、
-
同じデスクワークでも、首・肩・頭の「疲れ方」が変わってくる
-
頭痛の頻度や強さが、じわじわとマイルドになっていく
そんな形で、ストレートネック由来のつらさとの距離を少しずつ離していくイメージです。
1回40分前後で、「ちゃんと働きながら」整えていく
疲労回復整体SHINでは、
-
1回の施術時間:40分前後
(初回はカウンセリング・チェックを含めて約60分)
という枠で、今お話ししたような全身の調整をしていきます。
-
仕事終わりにも寄りやすい
-
休日も「整体だけで一日終わる」ということがない
-
ダラダラ長く触るのではなく、必要なところに集中してアプローチする
ストレートネック・スマホ首の方ほど、
「ちゃんと働きながら整えたい」
という現実があるので、その前提で続けやすい時間設計にしています。
西新宿でストレートネック・スマホ首に悩む女性と
疲労回復整体SHINの相性
ここまで読んで、
「まさに自分のことだな…」
と感じている西新宿エリアの方もいると思います。
疲労回復整体SHINは、まさに
-
西新宿周辺で働く
-
デスクワーク&スマホ時間が長い
-
肩こり・頭痛・浅い睡眠までセットになっている
そんな30〜40代の女性と相性の良い整体です。
西新宿エリアから“寄りやすい”場所
まずシンプルに、
-
西新宿エリアから徒歩圏内
-
仕事前・仕事終わり・休日のどこかで通いやすい
という「動線の良さ」を大事にしています。
-
残業が早く終わった日にふらっと寄れる
-
会議の予定に合わせて、少し早めに上がれた日に調整できる
こういう“ちょっとした余白”に乗せられる距離感は、
忙しく働く人にとってかなり重要です。
「ちゃんと働いている人」を前提にした通い方
SHINに来られる方は、
-
自分の仕事に責任を持っている
-
多少無理をしてでも、成果を出そうとしている
-
でも、このままの体では長く走れないと感じている
そんな人が大半です。
だからこそ、通い方も
-
「理想通りの生活ができる人」向けではなく
-
**「今の働き方のままでも現実的に続けられるペース」**を一緒に決めていきます。
-
繁忙期はどうしても詰まりがち
-
ここは落ち着きやすい時期
-
生理前後は頭痛が出やすい…など
こういった“パターン”も踏まえながら、
「このくらいのペースなら無理なく続けられそう」
というラインを一緒に探していきます。
「通いやすさ」より「卒業も見据えた関係性」
もうひとつ大切にしているのは、
「通い続けてもらうこと」よりも、
「自分の体と付き合っていける感覚を取り戻してもらうこと」
です。
-
まずはつらさのピークを落とす
-
次に「ラクな状態をキープできる体」に近づける
-
そのうえで、卒業するか、月1のメンテナンスにするか選ぶ
こういうステップで、
-
市販薬&マッサージ頼みの状態から
-
「必要なときだけ頼りつつ、自分の体で回せる範囲を広げていく」
そんな関係性を目指しています。
ストレートネック・スマホ首と付き合いながら、
西新宿でこれからも働き続けたい人にとって、
「ちゃんと働いている人が、ちゃんと休める体に戻る」
そのベースづくりの一つとして、
疲労回復整体SHINを頭の片隅に置いておいてもらえたら嬉しいです。