フォームローラーで痛みをこらえ、専門店でファシアをゆるめてもらう。その日は軽くなるのに、翌朝には肩がまた前に落ちて、首が詰まっている。「筋膜リリースって、効果ないのかも」。そう感じているなら、原因はやり方の”順番”と”土台”にあります。筋膜リリースで戻るのは、ほぐした後に骨格の位置を整えていないから。固まる理由がそのまま残れば、同じ場所がまた固まります。ここでは、戻さないための考え方を整理します。
筋膜(ファシア)とは何か
ファシアとは、全身の筋肉や臓器を包み込み、体をひとつにつないでいる薄い膜のことです。近年、この膜の状態が姿勢や動きやすさ、コリに関わることが注目されています。筋膜リリースは、こわばったこの膜をゆるめて動きを取り戻す方法。ゆるめた直後に軽くなるのは本当で、可動域が広がり、血流も促されます。問題は、その状態が「もたない」こと。理由は明確です。
なぜ筋膜リリースしても元に戻るのか
膜が固まるのは、多くの場合「結果」であって「原因」ではありません。原因は、骨盤後傾・巻き肩・頭が前に出た姿勢など、体が毎日とっている”歪んだ配置”そのものです。ゆるめても、その配置に戻れば、膜は再び同じ場所で引っぱられ、また固まる。つまりリリースは”リセット”であって”解決”ではないということ。効かないのではなく、順番と土台が足りていないのです。
戻さないための順番――ほぐす→動かす→整える
大切なのは順番です。
- ほぐす:固まった膜をゆるめ、動ける状態にする(ここが筋膜リリース)。
- 動かす:ゆるんだ範囲で、使えていなかった筋肉を働かせる。
- 整える:骨盤・肋骨・肩甲骨の位置そのものを設計し直し、”固まらない配置”を体に覚えさせる。
この3つ目まで行って初めて、リリースの効果が持続します。ほぐすだけを繰り返しても戻るのは、むしろ当然なのです。
現場で見てきたこと
私は15年・通算15,000セッション超で、俳優・ダンサー・歌手といったプロ表現者を300名以上見てきました。「ずっとほぐしているのに、肩こりや張りが戻る」という相談は本当に多いです。共通点は、リリースはしていても、骨格の位置が巻き肩・猫背のままだったこと。位置から整えた人は「同じ場所が固まらなくなった」と口をそろえます。
リリースを”戻さない”最後の一手――姿勢の土台
筋膜リリースをやめる必要はありません。むしろ、整えた土台の上で行えば効果は長もちします。REAL WORKOUT新宿店の骨格デザインは、ほぐした後に骨盤・肋骨・肩甲骨の位置を設計し直し、”固まりにくい配置”をつくる方法です。ほぐす→整える→定着、の順番で、戻りにくい体になります。
よくある質問
Q. 筋膜リリースは意味がないのですか?
いいえ。リセットとしては有効です。ただし”戻さない”には、ほぐした後の姿勢の設計が欠かせません。
Q. 毎日フォームローラーをやるべきですか?
やって構いませんが、痛いほど強くする必要はありません。ほぐした後に正しく動かすほうが定着します。
Q. どのくらいで戻らなくなりますか?
個人差はありますが、姿勢から整えると数週間~数ヶ月で”固まりにくさ”を感じる方が多いです。
まずは無料体験で、あなたの姿勢の土台を診させてください
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