最近は当たり前になってきた24時間営業のジム。
いままであった「フィットネスクラブ」とは何がちがうのか?
トレーニング初心者でも通えるのか?
継続はしやすいのか?
24時間営業のジムに入会する前に解決しておきたい疑問について書いていきます。
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24時間営業のジムの特徴
24時間営業のジムのおもな特徴は以下のとおりです。
- マシンとフリーウエイト(ダンベルやバーベル)のみが設置されている
- 土足のまま運動できるジムが多い
- シャワーや更衣室、ロッカーが簡易的
- 価格が安い
マシンとフリーウエイトのみが設置されている
まずひとつめの特徴がジムエリアに特化しているというところ。
スタジオレッスンやプールはなく、フィットネスクラブのジムエリアにある筋トレマシン、有酸素運動マシン、ダンベルやバーベルなどのフリーウエイト機器が施設いっぱいに広がっています。
施設の規模によりますが、筋トレマシンを一通りつかえば、初心者は全身まんべんなく筋肉を鍛えることは十分にできます。
フリーウエイトの充実度は、もしかしたらいままでのフィットネスクラブよりも充実しているところのほうが多いかもしれません。
24時間営業のジムを多くの若い男性が好んで使っているのは、こういった施設の特徴もあってのことです。
最近はボディメイクブームによって、女性の利用も増えてきている傾向にあります。
土足のまま運動できるジムが多い
ぼくが個人的に、24時間営業ジムの特徴のなかでいちばん魅力的に感じているメリットがこれです。
ジムに通うのは、いくまでの準備に手間がかかります。
- トレーニング用のウエア
- 室内用トレーニングシューズ
- 着替え
今までは、これだけのものを準備してジムに移動しなければなりませんでした。
この手間が、トレーニングが習慣化できず足が遠のいてしまうひとが多い理由のひとつです。
多くの24時間営業ジムは、土足のままの運動ができます。
もちろん、トレーニング用の運動靴である必要はありますが、自宅からシューズを履いてジムに向かうことができる便利さは、いままでジムに通ったことのある人が聞くと全員が驚き、喜びます 笑
そのくらい、トレーニングのための支度って、手間なんですよね。
シューズはもちろん、トレーニングウエアを忘れてしまったら、せっかくジムに来たのに運動ができない…なんてこともおきかねません。
24時間営業ジムに通っている人の大半は、自宅からすでに全身トレーニングウエアの状態でジムに向かいます。
土足でトレーニングできる手軽さは、24時間いつでも使えることとはまた違った嬉しいシステムです。
シャワーや更衣室、ロッカーが簡易的
24時間営業のジムは比較的、小さな規模で運営していることが多いです。
なので、大手フィットネスクラブのようなロッカールームやお風呂、サウナなどが設置されていることはほとんどありません。
簡易的な更衣室(洋服屋さんのフィッティングルームのような個室)と、個室のシャワールームがあることがほとんどです。
価格が安い
地域にもよりますが、月6,000円〜10,000円以下くらいまでが相場です。
24時間いつでも使えて、時間や回数も無制限であることを考えると、この価格はいままでのフィットネスクラブよりもだいぶ安価です。
フルタイムで使えるプランを選ぶと、月10,000円以上かかるのが普通でしたもんね。
月の費用負担がすくないぶん、20代の若者に好まれている傾向にあるようです。
24時間営業ジムに向いている人
いままでのフィットネスクラブとは違った特徴をもった24時間営業ジム。
その手軽さから、若者やマシントレーニング・フリーウエイトトレーニング経験者を中心に話題となりましたが、その特徴を使いこなすには向き不向きがあります。
おもに24時間営業ジムが向いているのは、以下のような人です。
- カレンダー通りの日程で働かない仕事をしている
- 運動は黙々とやるのが好き
- 運動不足の解消程度に気軽にカラダを動かしたい
- 運動そのものよりも、効果を求めてトレーニングしたい
カレンダー通りの日程で働かない仕事をしている
飲食店やシフト制の仕事に就ているひとにとっては、自分の生活スタイルに合わせた時間帯でトレーニングができる施設が必要です。
早朝がいいときもあれば、深夜帯のほうが都合がいい人もいる。
先々のスケジュールが読みにくい仕事をしている方にも「いつでも開いているジム」は魅力的ですよね。
運動は黙々とやるのが好き
ジムエリアに特化しているだけあって、利用している人は淡々と、黙々とトレーニングをすることを好むタイプのひとが多いです。
グループレッスンなど、みんなでにぎやかに身体を動かしたい人にとっては「ものたりない」「寂しい」と感じることもあるかもしれませんが、自分自身と向き合って黙々と身体を鍛えたい人にとってはジムエリアに特化した施設がぴったりです。
運動不足の解消程度に気軽にカラダを動かしたい
24時間営業ジムの特徴に「価格が安い」という特徴もあります。
ジムで運動はしたい。
でもそんなに筋肉隆々な身体になりたいわけじゃないし、ちょっと歩いたり、ランニングしたり、運動を日課にする程度でいい。
そんな方にとっては、マシンを使えさえすれば十分。
サウナやお風呂だって必要ありません。
極力お金をかけずに、運動を習慣化させたい、という人にとっても24時間営業のジムは好都合です。
24時間営業ジムは現代人の生活にフィットしている
多様なライフスタイルをおくることができるようになっている現代人にとって、「24時間いつでも通うことのできるジム」は画期的です。
仕事の前に、早朝ワークアウトして頭をスッキリさせるも良し。
仕事終わりに、軽く汗を流してから帰宅するも良し。
夜行性タイプなら、深夜の空いている時間にみっちり鍛えるも良し。
平日休みの仕事なら、平日日中の空いている時間を狙って運動するも良し。
スタッフが常にいるわけではないので、既存のフィットネスクラブよりも自分で考え、自分の意思で行動する必要がありますが、
「ジブンのライフスタイルに合わせた使い方が自由にできる」という意味では、24時間営業のジムの右に出るジムはありません。
「とにかくカラダを動かせればいい」という人にとっても、ストレスが少なくて済む便利なジムが24時間営業のジムの特徴です。
今までのフィットネスクラブとはもちろん、プライベートジムやダイエットジムとも違った特徴をもつ24時間営業ジム。
あなたのタイプにあった特徴を持ったジムは、どんなジムでしょうか?