腹筋を鍛えるために使う器具、強いて選ぶとしたらバランスボール

腹筋を鍛えるために使う器具、強いて選ぶとしたらバランスボール

もし今あなたが、腹筋を効率良く鍛えるために器具を使用した腹筋を考えているのなら今回の記事が役に立つかもしれません。

腹筋を鍛えるために作られた器具はたくさんありますが、トレーニング指導者の僕が強いてひとつお勧めするとしたら、今回ご紹介する「バランスボール」です。

バランスボールを使用した腹筋のメリットや効果、その他の器具のことについても今回は書いていきます。

腹筋を器具を使って鍛えるなら、バランスボールがいい

しいておすすめするとしたら、バランスボールです。

バランスボールを使うことによって以下のようなメリットが期待できます。

バランスボールがいい理由

  • 通常の腹筋運動よりも広い可動域で腹筋を鍛えられる
  • 不安定なボールの上でやることで腹筋に新鮮な刺激を加えることができる
  • 腹筋以外のトレーニングにも活用出来る

通常の腹筋運動よりも広い可動域で腹筋を鍛えられる

床の上でやる腹筋は、基本的にカラダがまっすぐの状態からスタートします。

このとき、腹筋は完全にストレッチされているわけではなく、伸びも縮みもしていない自然な状態から腹筋を縮める運動をすることになります。

一方、バランスボールを使った腹筋では、ボールの丸さを活かすことで「腹筋が完全にストレッチされた状態」をスタートにして腹筋運動を始めることが可能です。

バランスボールを使えば、床の上で仰向けになって行う腹筋では刺激を加えることができない範囲までしっかりと刺激を加えることができるんです。

不安定なボールの上でやることで腹筋に新鮮な刺激を加えることができる

バランスボールの上に寝転がるだけで、ボールから落ちないようにバランスをとり続ける必要が出てきます。

これだけでも腹筋(厳密には腹筋以外の様々な筋肉も)が刺激され、さらに腹筋運動も正しくやらなきゃならない…

って、文章で見るだけでも腹筋辛くなりませんか?

そのくらい、バランスボール上での腹筋は難しいです。

この難しさが、腹筋に新鮮な刺激を加えてくれます。

腹筋運動がマンネリ化してきて、停滞してきたタイミングには是非バランスボールを使ってみてください。

腹筋以外のトレーニングにも活用出来る

少し話がそれますが、バランスボールは腹筋運動以外のエクササイズにも活用することができます。

使い方次第では、腹筋だけではなく、肩周り・下半身など全身のあらゆる筋肉を鍛えることが可能です。

バランスボールを使った腹筋エクササイズ例

実際に、いくつかのエクササイズをご紹介します。

今回ご紹介するのはこちら

  • 腹筋上部〜下部に効く!バランスボール上での腹筋
  • 脇腹に効く!バランスボール上での腹筋
  • 腹筋上部〜下部に効く!バランスボールを負荷にした腹筋
  • 体幹の安定性を高める!バランスボール上でのプランク

腹筋上部〜下部に効く!バランスボール上での腹筋

脇腹に効く!バランスボール上での腹筋

腹筋上部〜下部に効く!バランスボールを負荷にした腹筋

体幹の安定性を高める!バランスボール上でのプランク

腹筋ローラーってどうなの?

ここまで読み進めた方の中には「腹筋ローラーってどうなの?」と思っている方もいるはずです。

腹筋ローラーは腹筋に強い刺激を加えることができる器具であるにもかかわらず、けっこう安く買うことができるんですよね。

なので、使ったことのある人も多いと思いますが、あえて今回はおすすめしません。

なぜなら「腹筋ローラーはあまりにも刺激が強すぎるから」です。

相当腹筋を酷使し続けて、もう他にやることない!という人にはいいかもしれませんが、その前に器具を使わない腹筋を試してもいいと思います。

多くの人にとって、いきなり腹筋ローラーの使用は負荷がドーン!といきなり高くなりすぎです。

もし器具を使うとしたら、今回紹介したバランスボールの方が断然おすすめ。

それでも物足りなくなったら…でも全然遅くないです。

腹筋ローラーなしでも同じような効果を出せる腹筋エクササイズ

腹筋ローラーは基本的に「コロコロ転がしながら倒していって、戻ってくる」っていう単調作業なので、腹筋ローラーがなくても同じようなエクササイズができます。

インチワームとか、ハンドウォークと呼ばれるエクササイズですが、コロコロしなくても、こうやって自分の手でやれば効果は同じです。

しいて言えば、腹筋ローラーの方が「きちんと耐えないと転がって行っちゃう」ので、それに抵抗するために使う力が必要な分負荷は高いです。

ただ、そこまでの負荷を必要とするかというと…どうなんでしょうね。

僕から確実に言えるのは、そこまで強度の高い腹筋をやらなくても、体脂肪率が低くなれば腹筋は割れます。

筋トレなら腹筋以外にも下半身や上半身の大きな筋肉(お尻、太もも、背中、胸など)をしっかり鍛えて、高たんぱく低脂肪の食事を続けていれば、腹筋はきちんと割れてくれますよ。

まとめ

腹筋は場所も器具も使わずに簡単にできる運動です。

基本的には畳一畳分のスペースさえ確保できていれば大丈夫。

なので、腹筋を鍛えるためにわざわざ何かを買うっていうことは僕はしなくていいと思っています。

ただもし、腹筋の筋トレがマンネリ化してきてしまっていて、変化が欲しい時期に来ているのだとしたら「バランスボール」を使ってみるのがいいかもしれません。

腹筋のバリエーションが増えることもそうなんですが、一個あればほかのトレーニングにも使用できます。

オススメのブランドとかは個人的にはないんですが、大きさは55〜65cmくらいが使いやすいと思います。

参考まで↓

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